「この間、少年隊の植草克秀さんがベビーカーに赤ちゃんを乗せて歩いていたんです。なんでも、すでに再婚して、お相手の方との間に女の子の赤ちゃんが生まれたそうです」(近所の住人)

 少年隊の植草克秀(47)が再婚、さらに赤ちゃんが生まれたという、そんな驚きの情報が本誌に飛び込んできた。植草は94年に高校の同窓生と結婚し2児を授かったが、10年12月に離婚している。

 ある音楽関係者が明かす。
「植草さんは離婚後しばらく孤独な生活を送っていました。当時は『仕事で紛らすしかない』と話していましたね。2歳年下のA子さんとの交際をスタートさせたのは2年半ほど前でした。仕事関係者に共通の知人がいて、もともとお互い顔見知りではあったそうですが、そのころから2人で食事やドライブに出かけたりするようになったと聞きました」
 
それまで仕事中心の生活を送っていたA子さんだが、植草と交際を続けるうち、結婚を意識するようになったという。
「植草さんは彼女から、『どうしても子供が欲しい』という、強い出産願望を伝えられたそうです。とはいえ、40代で出産するのはやはりリスクが伴いますから……。それでも、植草さんは彼女の希望をかなえてあげたいと、妊娠したA子さんの出産に同意し、昨年の10月に女の子が誕生したんです」(前出・音楽関係者)

本誌が取材を進めていくと、都内の病院での植草の目撃情報にたどり着いた。35歳以上の高齢初産は近年増加しているが、それに伴う危険性も指摘されてきた。そうしたリスクを背負っても、A子さんは母になる夢を諦めず、44歳での出産に踏み切ったのだ。赤ちゃんが誕生してから約半年。新生活を送る彼の胸中は――。4月初旬、本誌は仕事帰りの植草を直撃した。

ーーおめでとうございます。再婚されて、お子さんも生まれたと聞いていますが?
「……ええ。結婚も、子供が生まれたことも、事実ですよ」

 記者の問いかけに最初はためらう様子を見せた植草だったが、思うところがあったのか、足を止めて取材に応じてくれた。再婚と、子供ができたことを発表しなかった理由について聞いた。

「彼女は出産前、そして出産後も何かと大変でした。彼女の頭のなかは子供のことでいっぱいだったんです。結婚や妊娠のことなど、話が表に出たら彼女にストレスを与えてしまうと思ったんです。病院でも『なるべくストレスを与えないように』と言われていましたから。彼女の年齢のこともあって、何かとナーバスになってしまいがちでしたし、僕としては、彼女に出産だけに集中させてあげたかったんです」

高齢出産に臨む愛妻を守りたいーー。“極秘再婚”の陰には、植草のこまやかな愛情があった。

ーー来年で少年隊はCDデビュー30周年。3人での活動も考えているのですか?
「少年隊は、僕にとって特別なものですから。僕がいまはドラマや舞台が中心で、2人にもそれぞれフィールドがあるので、いつでもすぐに、というわけにはいかないけれど、やっぱりまた3人でやりたいですね」

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