ステージに真っ白なドレスをまとった松田聖子(53)が現れると、ファンたちから大歓声が上がった――。

 6月13日、さいたまアリーナで、彼女の35周年コンサートツアーがスタート。2時間15分の公演の最後には、聖子が感極まって涙ぐむシーンもあった。だが実はファンたちの間では“ある異変”が話題になっていたという。

「アンコール曲の後に、バンドメンバーが紹介されたのですが、ずっとコンサートの音楽監督を務めていた小倉良さんがいなかったのです」(ファンの1人)

 作曲家でギタリストの小倉良(57)と聖子の交流は長い。小倉氏は92年の『きっと、また逢える…』以来、23年にもわたって楽曲を提供し続けてきた。

「アメリカ人男性との不倫報道、神田正輝との別居・離婚などスキャンダルが続き、人気が低迷していた聖子を救ったのが、小倉さんが作曲した『あなたに逢いたくて〜Missing You〜』の大ヒットでした。いわば小倉さんは聖子再ブレイクの立役者で“恩人”ともいえる人物。‘05年からはコンサートの音楽監督も務めるようになっていました」(音楽関係者)

ほかにも『輝いた季節へ旅立とう』など、小倉氏が聖子のために作った曲は100曲以上にのぼる。“あの人がいなくなっちゃって大丈夫なの?”とファンたちも心配しているというのだ。小倉氏の母に電話で取材すると、こう答えた。

「そうですね。息子は(聖子さんの音楽監督を)辞めたと聞いています。特に体調を崩したわけではありませんが……。辞めるにあたっては、いろいろあったと思いますが、この件については“あまり人には言わないで”と、息子から言われておりますので……」

“円満勇退”とは、ほど遠い状態だったようだ。別の音楽関係者は言う。

「聖子は53歳という年齢を感じさせない、メルヘンチックな楽曲やステージを好みます。しかし小倉さんは“53歳なりの悩みを盛り込んだ、同世代の女性たちに共感してもらえる等身大の曲も歌うべきでは”と主張したそうです。それが聖子の逆鱗にふれたようで、小倉さんはバッサリと“クビ”になってしまったのです」

実母や娘・沙也加に続き、恩人とも絶縁。歌姫・聖子の寂しき彷徨はどこまで続くのか。 

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