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ダウンタウンの松本人志(53)が27日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(毎週日曜・午前10時~)に出演し、2016年11月20日付で極楽とんぼ・山本圭壱(48)が吉本興業(よしもとクリエイティブエージェンシー)へ復帰したことについてコメントした。

 

極楽とんぼは、加藤浩次(47)と山本による1989年結成のお笑いコンビ。1998年ごろからテレビや舞台で人気が急上昇し、ともに俳優業にも活動の幅を広げる。その後、加藤は司会者としての仕事が増え、山本も社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」に所属し、個別での活動が多くなっていった。そんな中、2006年に山本が淫行騒動起こす。それを受け、吉本興業は山本の芸能活動停止(専属芸能家契約の解除)を発表。コンビとしての活動は停止となった。だが、「いつか、コンビでお笑いライブを開催したい」と熱望していた加藤は今年、ついに山本との『極楽とんぼ 単独ライブ 全国ツアー2016』(9月3日~10月15日)を実現させる。松本は山本の復帰について次のように語った。

 

「何といってもボクは加藤が偉いなあって。極楽とんぼという屋号を捨てずに、1人でずっと山本が帰って来れるようにがんばってたんで。彼(加藤)が最終的には保証人みたいな形で、そこでゆるしてあげた吉本も偉いなと思うし。それでも、山本がちょこちょこ裏切るのが面白いやろなって、ボクはちょっと思うんですけどね(笑)。ほどほどにやで。ボク、ライブ行ったんですよ。終わったあと(山本が)いっつも謝ってるから、『山本、もうええよ謝んの。飽きたよ、疲れたよ』と。『謝る時間もったいない。そんな時間があるんなら面白いことやろうぜ』って。その代わり、ちょこちょこ脱線してほしいなって(笑)」

 

レギュラー出演している芸能レポーターの長谷川まさ子(52)は、今回の極楽とんぼのライブの様子を次のように明かした。

 

「なぜそれ(今回のライブ)を見に行こうと思ったのかっていうと、その1年前に、加藤さんがコントライブ(『イルネス製作所~今世紀最大の発明』)をやられたときに、山本さんが呼ばれて舞台に上がったっていうことがあったんです。そのときに加藤さんの愛を感じて。(加藤が山本に)『とにかくお前は謝れ』と何回もおっしゃっていて。今回のライブでも『とにかく謝れ』というのをすごくおっしゃってるんですよ。それで、一緒に極楽とんぼとして活動したいっていう思いが、ひしひしと感じてきて」

 

それを受けて、松本が「そんなにウケてなかったでしょ?」とボケると、長谷川は「横浜(でのコントライブ)は、ちょいちょいはウケていました(笑)」とボケ返しを。司会の東野幸治(49)が「ウケてたでしょ。ここウケへんかったら、どこウケるんですか(笑)」とフォローし、出演者たちの笑いを誘った。

 

山本の復帰に対して、ネットでは《普通の会社であればまずありえない》といったきびしい声も上がったが、ファンを中心に祝福の声も上がっている。

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