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「松居さんは『いまの私の成功はお伊勢さんのおかげ』と言うほど、昔から伊勢神宮へ熱心にお参りしています。しかも毎月150万円もの大金を奉賛していると聞いています。その貢献度が認められ、一般客が入れないVIPエリアまで参拝できるそうです」

 

女優の松居一代(59)についてこう語るのは、伊勢神宮に長年通う参拝客。12月初旬の昼下がり、都内の自宅へ車で帰宅した松居を直撃すると自宅から何かを手にして戻ってきた。

 

「ちょっと、すごいものをお見せしましょう」

 

大事そうにカード入れを開くと、記者に見せた。そのピンク色のカードには『特別参宮章』の文字が。伊勢神宮が発行したものだという。

 

「『特別参宮章』はランクで色分けされているのですが、一般国民ではこのピンク色のカードが最高峰だと聞いています。お参りしてこのカードをお見せすれば、特別な待遇をしてくださる。一般の方は入れない御帳の奥まで、私は参拝できるんです」

 

松居はそう胸を張った。13年にあった“式年遷宮”に際して寄付をした“ごほうび”なのだという。

 

――毎月150万円の奉賛をしているとも聞きました。

 

「私の口から金額などは申し上げません。罰が当たりますよ」

 

松居は肯定も否定もしなかった。特別参宮章について、皇學館大学非常勤講師の千種清美さんに聞いた。

 

「確かにこれを持つ人は、一般参拝客は行けない御帳のかかった“外玉垣南門”の奥の“御垣内”で参拝できます。それより奥には天皇陛下と皇族方しか入れません」

 

最近の“トランプ相場”でもまたもや大儲けしたと報じられた松居。やはり伊勢神宮の神威は絶大なり――。

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