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《ゆっくりゆっくり。大丈夫です!(中略)私も居るべき場所に戻れるように今は置かれている場所で精一杯居ようと思いました。今、与えられている時間は本当に特別なものだと感じています》

 

1月1日、自身のブログにそう綴った小林麻央(34)。都内の病院で年越しをした彼女だが、決してめげることなくブログに前向きな胸中を綴っている。そんな彼女の折れない心を支えているのは、夫・海老蔵とすごした“幸せな時間”だった――。

 

昨年12月20日、麻央は再入院していたことをブログで告白。体調が悪化するなか、《ここ最近の踏ん張りを一度、休止することにしました》と明らかにした。麻央が体調を崩して入院する中、海老蔵は京都『吉例 顔見世興行』のため東京を離れていた。そんな2人が再会したのは26日。一時外出するなど夫婦水入らずの時間を楽しんだが、その後も体力が許す限り外出しては病院へ戻る生活を続けていた。

 

大晦日には、再入院以来初となる夫婦水入らずの外食へと出かけていた。快晴となった午前11時すぎ。この日も海老蔵が麻央のバッグを手に持ち、2人で車に乗り込む。向かったのは、都心にある人気の手打ちそば店だった。

 

駐車場から店に行く途中、前を歩く海老蔵は後ろに手を伸ばして麻央と手をつなぐ。そして店内の行列から妻をかばうように腕を組むと、2階へと上がっていった。年越しそばを食べる前、海老蔵は桝酒を注文。麻央との食事がよほど嬉しかったのだろうか、約半年ぶりに禁酒を破っていた。

 

《私もなんか涙出て、2人でありがとうと涙(中略)2人で、年越しそば なんでもないことなのに なんか連日、泣けるわ》

 

そうブログに綴った海老蔵。何でもない夫婦だけの食事、それが夫婦にとってはこの上ない幸せだった。“感涙の年越しそば”をしみじみと味わった2人は、店を出ると酵素風呂店へ。この日、麻央と海老蔵は心も体も温まる4時間の“大晦日デート”を楽しんだ。その感謝について、麻央はブログでこう明かした。

 

《「2016年」 描いていた形では終われなかったけれど、幸せを感じています。年越しそばを食べているときに、私の人生で一番幸せな年越しそばに感じていました》

 

それぞれができることに専念する――。成田屋はいま一丸となって、麻央の闘病を支えている。

 

「成田屋の大晦日といえば、團十郎さんの好きだった奈良のそば店『玄』から取り寄せたそばで年を越します。そのそばといっしょに食べる天ぷらを揚げるのは、希実子さんと麻央さんの役目でした。麻央さんは勧玄くんが生まれてから3年間、年末年始の台所に立つことができませんでした。それでも希実子さんは『来年こそは麻央ちゃんと一緒に』と祈るような思いで、大晦日に天ぷらを揚げていたといいます。もちろん海老蔵さんも、麻央さんの揚げる天ぷらを楽しみにしているでしょう」(後援者の1人)

 

今年の大晦日こそ、成田屋の台所に!その日を目指して、麻央は戦い続けている。

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