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所属事務所『オフィス北野』を3月いっぱいで退職することになったビートたけし(71)。

 

「4月からは『T.Nゴン』という会社が、たけしさんの仕事のマネージメントを行います。’15年にA子さん(53)という女性が設立し、昨年にはたけしさん本人が社長に就任しました。A子さんはたけしさんより18歳年下で、’14年には『週刊文春』が“愛人”と報じています」(芸能リポーター・城下尊之さん)

 

オフィス北野の関係者は言う。

 

「たけしさんは、一昨年ごろから“森社長や一部の社員が、事務所の利益を独占しているのでは?”という疑惑を持ち始めたようです。一度は話し合いにより衝突を回避しました。しかし今年1月にたけしさんがライブを開催しましたが、その直後『ギャラが少ないんじゃないか!』と激怒したのです。以前はギャラの額にそれほどこだわらない方だったのですが……。たけしさんはA子さんと交際を始めてから、変わってしまったように思います」

 

たけしの性格まで変えてしまったA子さんとは、どんな女性なのか? A子さんの知人は次のように語る。

 

「彼女は父親が九州の県会議員を務めたほどのお嬢様です。彼女自身は関西の有名ホテルのスーパーアドバイザーの資格を持っており、東京でもパーティのコーディネートなどを手がけていました。’12年ごろに彼女の知人であるアパレル会社社長に呼ばれた酒席で、たけしさんと知り合ったそうです。たけしさん相手でもひるまずにずけずけと話す様子を気に入られ、交際に発展しました」

 

これまで北野家の資産運用は、幹子夫人(66)が一手に引き受けてきた。北野家の資産について、本誌は調査をしたことがある。渋谷区の超一等地にある豪邸を筆頭に、6件の不動産を合わせると23億円!金融資産を合わせれば25億円は下らないという。その資産を巡り、愛人・A子さんも動き始めたというのだ。前出のA子さんの知人が続ける。

 

「A子さんは気が強く、上昇志向も強いのです。かねてより財産を管理する幹子夫人との間にひと悶着起きるのではないかと危惧していましたが、それは現実になりつつあります。A子さんがたけしさんに『私の将来のことも考えて!』と嘆願したことも会社設立、さらに“独立”の理由の1つのようです」

 

たけしは幹子夫人が社長を務める資産管理会社の役員を辞任した代わりに、『T.Nゴン』の社長に就任。さらに今年1月には増資(※資本金を増やすこと)も行っている。

 

「増資したのは『A種類株式』というものですが、その株式の所有者は非常に強力な権限を持ちます。《A種類株主が死亡したときは……》という条件が記載されているのも非常に珍しいですね」(相続問題に詳しい司法書士)

 

なんと、たけしが死亡した際のことも想定されているようだ。すでに遺産を巡る本妻と愛人の“アウトレイジな闘い”も始まっているのか。

 

「たけしさんは昨年、恋愛小説『アナログ』を発表しました。ヒロインはA子さんをモデルにしています。A子さんは今後もたけしさんに執筆を続けさせ、『T.Nゴン』の収益の柱にするつもりのようです」(前出・A子さんの知人)

 

愛人のために映画監督から、小説家へ変貌を遂げつつあるたけし。そんな2人へ、本妻・幹子夫人が放つ、報復の一手はーー。

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