「新東名」オービスはゼロでも覆面パトカーがいっぱい!

4月14日に開通した「新東名高速道路」。東名よりも約10キロ短く、「安全で快適、さらにエコな走行が可能」とアピールしているのだが……。そこで実際に走って検証してきた。取材は4月18日(水)、天候は晴れ。運転は”走りのプロ”、元レーサーにして現役のカリスマ・タクシードライバーのカワグチ氏だ。


御殿場JCTから新東名に入ると、とたんに道路の雰囲気が一変した。全体的に広々とした造りで、走りがなめらか。路面から伝わる振動が極端に少ない。


「まだ新しい道路ですから、速度感が全然違います。100キロ出しても80キロ程度の感覚ですね。制限速度を140キロにする計画があったというのも納得です。ただ、気をつけないと、あっという間に120キロ以上出てしまうはず。走行車の平均速度も東名よりかなり速いと感じました」(カワグチ氏)

内陸の山間部に建造され、もともと120キロで走行可能な設計なのだ。それなのに、2車線の場所ではほとんどが制限速度80キロになっている。インターチェンジの近くでは40キロだ。カワグチ氏が「あっ」と声をあげたのはトンネルに入ったときだった。

「これはすごい。まずは照明。オレンジ色ではなく白色LEDを使っていますから、すごく明るい。造りも広々として圧迫感がほとんどありません。また、暗さに目が対応できるまでのタイムラグを考慮し、入口付近の照度が高くなっている。やりますね!」

その後、新東名の上り下り300キロ以上を全走破したカワグチ氏は、「オービス(自動速度違反取締装置)はまったく設備されていませんが、覆面パトカーらしき車両は何台か発見しました。油断は禁物です」と語った。実際取材中も、覆面と白黒パトカーに捕まっている車を3台確認した。白黒パトカーは、トラックの後ろにぴったり張りついてスピード計測しているようだ。

「あまりに快適な走行が可能なので、スピード違反はもちろんですが、運転者の眠気を誘ってしまう恐れもあるでしょう。SA、PAに入りたい車が列をつくり、渋滞が発生するのは避けられないでしょう。GW期間中に新東名を利用するのはオススメできません。どうしても行くなら、新東名に入る前、下りなら海老名SAあたりで最低でもトイレくらいは済ませておくべきです」(同)

 

 

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