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歌手のMISIA(40)が「第3回 澄和Futurist賞」を受賞し、10月26日に都内で行われた表彰式へ出席した。

 

「環境保護」「社会貢献」「非戦・平和関連」など、市民目線で豊かな未来へとつながる活動に取り組んだ個人や団体に贈られる同賞。第1回は女優の吉永小百合(73)、第2回は映画監督の山田洋次氏(87)が受賞しているという。

 

各スポーツ紙によるとMISIAは08年からアフリカ・ケニアの子供たちをサポートすべく、教育支援活動を開始。さらに災害復興支援や生物多様性に関する啓発活動など、さまざまな幅広い取り組みが評価されての受賞となったという。

 

「07年にケニア・ナイロビ最大の貧民街キベラ・スラムを訪問。そのときに支援活動をする意思を固め、08年に世界中の子どもの教育支援を目的とした非営利団体・Child AFRICAを立ち上げました。10年には国連から生物多様性条約第10回締約国会議名誉大使に、12年にはJICAからJICA―TICADオフィシャルサポーターにそれぞれ任命されました。13年には外務省から第5回アフリカ開発会議の名誉大使に任命され、東日本大震災発生後には復興応援メッセージソング『明日へ』を発表。慈善活動に積極的に取り組んでいます」(音楽業界関係者)

 

ここまで積極的に慈善活動に取り組む背景には、音楽活動で稼いだことによる心境の変化があったようだ。

 

「98年にデビューし、2000年にはフジテレビ系テレビドラマ『やまとなでしこ』の主題歌に起用された『Everything』が200万枚を突破。04年には女性ソロ・アーティスト初の5大ドームツアー完全制覇を達成。04年分まで公開されていた高額納税者にも名前が載り、デビューから推定6億円以上を稼いでいます。そうして軌道に乗ったことで『音楽で世の中に恩返ししたい!』と考えるようになり、慈善活動にも力を入れているようです」(レコード会社関係者)

 

今後もその活動が世界的に評価されることになりそうだ。

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