打ち上げ会場に颯爽と向かう阿部。 画像を見る

10月下旬の夜、東京・銀座にあるレストランへ颯爽と入っていったのは阿部寛(55)だった。

 

現在放送中のドラマ『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)で主人公・桑野信介を演じる阿部。13年ぶりの続編となる本作だが、前作のファンからも高い評価を集めている。

 

阿部に続き、稲森いずみ(47)や吉田羊ら共演者が続々とレストランへと入っていく。ドラマはまだ序盤だが、早めの打ち上げがこの日行われていた――。

 

「今回から参加した吉田さんに次の撮影が控えていることもあってかなりの前倒し進行で、つい先日撮影が終わりました。打ち上げももう少し前に行われるはずだったのですが、大型台風で撮影が押したことでこの日になりました。打ち上げには、前作のスタッフも含めて150人以上が参加しました。阿部さんが暮らす部屋を前作と全く同じに再現しているのですが、『いつか続編を作るかもしれない!』と図面をずっと残していたそうです」(フジテレビ関係者)

 

スタッフの愛を受けて、実現した今回の続編。しかし、その裏で阿部は人知れず悩んでいたという。

 

「前作のときは独身だった阿部さんも、今では結婚して2児のパパ。阿部さんが演じた独身中年の喜怒哀楽が高く評価されていただけに、撮影当初は『結婚した自分がこの役を演じていいのだろうか……』と悩みながら演じていたと聞いています。ですが今ではすっかり吹っ切れて、撮影が進むにつれ桑野信介に戻り、現場をもり立てていました」(前出・フジテレビ関係者)

 

そんな“結婚できた男”の役作りはパワーアップしていた。

 

「今回のドラマには阿部さん発案のアイデアがかなり採用されていています。毎回橋を渡るシーンがあるのですが、阿部さんは手すりの触り方でそのときの気持ちを表現しているそうです」(前出・フジテレビ関係者)

 

打ち上げでは阿部の“粋なはからい”もあったという。

 

「会の終盤では、景品を懸けたゲーム大会が行われました。阿部さんは海外リゾートへの旅行券を提供したのですが、なんでも一人で楽しむ主人公にちなんでペアではなく1人旅用だったんです! これには会場も大ウケでした。阿部さんが“結婚できない男”を心底愛している証しでしょう。前作から続投した塚本高史さん(37)は、『13年後にまた続編ができても、出演できるように第一線でがんばっていきたい!』と意気込んでいました」(前出・フジテレビ関係者)

 

いつか続々編が見られる日がくるかも!?

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