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「クランクイン後に脚本家が途中交代するというハプニングがあったものの、撮影は順調。放送に向けて、急ピッチで制作が進められています」(NHK関係者)

 

4月から放送されるNHK朝の連続テレビ小説『エール』。昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家とその妻の物語だ。主演は窪田正孝(31)で、ヒロインを務めるのは二階堂ふみ(25)。共演者もそうそうたる顔ぶれがそろっているが、さらなる目玉として“ある人物”の起用が決まったという。

 

「志村けんさん(69)です。演じるのは曲作りに携わる“音楽家”の役で、出演が決まったのをとても喜んでいたそうです。彼は’99年に公開された『鉄道員』などの映画に出演したことはありましたが、ドラマ出演は今回が初めて。これまでは、オファーがきてもすべて断ってきたようです。それだけに、目玉出演者として期待の声が上がっています」(志村を知る芸能関係者)

 

2月20日には、70歳を迎える志村。なぜ、今回に限ってオファーを受けたのだろうか。

 

「志村さんは、共演者に興味があるようです。特に、ヒロインである二階堂ふみさんを絶賛していました。もともと二階堂さんが『志村けんのバカ殿様』などにゲスト出演したこともあり、知った仲でした。ただ、志村さんの好みのタイプは山本美月さん(28)のようなモデルタイプ。二階堂さんは、そういう意味では少し系統が違うかもしれません。しかし、昨年公開の映画『翔んで埼玉』などでみせた演技力に、ほれ込んでしまったみたいです」(前出・芸能関係者)

 

いっぽう、別の芸能関係者からは心配の声も上がっている。

 

「志村さんは大のお酒好きで、健康不安が報じられたこともありました。今回は福島県が舞台のため、地方での撮影も少なくありません。年齢も年齢ですし、『ハードな撮影を乗り切ることができるのだろうか……』と不安視する人たちもいました。しかし志村さんは気合い十分のようで、すっかり俳優モード。いつも台本を持ち歩いているほどだそうです」

 

例年、2月の誕生日には芸能人仲間を集めて盛大なパーティを開いていた志村。今年は“祝い酒”よりも、体調管理を優先したほうがいいかも!?

 

「女性自身」2020年1月28日号 掲載

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