『TOKYO MER』の厳しい撮影事情…スタジオ内にテント、喫煙所は密状態
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■テレビ局の感染対策は去年とほぼ一緒…

 

新型コロナに感染した野々村真(57)の“感染源”が13人のクラスターを起こしたABCテレビ制作のドラマだったことは先週発売号の本誌で報じたばかり。

 

昨年のコロナ禍以降、各局は対策マニュアルを作成し、感染防止に努めてきたが、最近では“ゆるみ”が出始めているようだ。

 

「感染対策の中身は昨年からほとんど変わっていないのが実情。ある局が8月に更新したマニュアルは昨年のものからページ数は倍になっていますが、猛威を振るっているデルタ株についての記載は全くありません。

 

昨年のマニュアルは飛沫感染をベースにしたものです。今までどおりの対策で空気感染を起こすと言われているデルタ株を完全に防げるはずがありませんよね」(前出・テレビ局関係者)

 

そこにはテレビ局側の苦しい懐ろ事情もあるようで……。

 

「対策を徹底すればするほど、撮影日数も長くなるので制作費がかさむことになります。各局の経営状況はただでさえ思わしくないので、ある程度の感染リスクを考慮したうえで撮影するしかない状況なのです」(前出・テレビ局関係者)

 

今守るべきは制作費よりも携わる出演者やスタッフの“安全”なのではないだろうかーー。

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