大久保佳代子、いとうあさこも実践!“介護脱毛”女性が急増する切実な理由
画像を見る 介護現場でも好意的に受け止められている介護脱毛(写真:時事通信)

 

■女性たちが介護脱毛を選択する“切実な理由”

 

「拭き取ったつもりでも、皮膚の間に排せつ物が残りやすい部位ですから陰部の炎症や感染症を防ぎます。陰毛がある状態でオムツをはくと菌が増殖するので、オムツ交換の際の臭いも軽減できます。さらに介護士の清拭が楽になります。排せつ物を取り除く際、強くこする必要もなくなります」

 

介護の現場でも、好意的に受け止められているようだ。

 

「数としてはまだこれからですが、介護する側からすれば、脱毛しているほうが安心かつ楽なのは事実です」(訪問介護ヘルパー)

 

将来を見据え、介護脱毛に踏み切る女性たち。彼女たちが脱毛を望む裏には驚くべき“切実な思い”があると、大地院長はいう。

 

「40〜50代は親の介護を経験する年代。その際、オムツ交換や体を拭くときにムダ毛があることで、清潔に保つことが大変だったという経験があるからこそ『自分が介護される側になったときには、介護者の手を煩わせたくない』と来院されるケースが多くなりました。また最近では、介護経験がなくても、要介護や認知症になるなど“来るべき将来”に備えて来院される方も増えたようです」

 

大久保やいとうをはじめ“きれいな体で介護されたい”という女性たちの祈り。終活の新常識になる日が近いかも!?

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