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「錦鯉に感動して、俺、泣いただけなんです」

 

こう話したのはナイツ・塙宣之(43)。12月20日放送の『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で、審査員を務めた『M-1 グランプリ2021』(テレビ朝日系)の王者に輝いた錦鯉の漫才を振り返った。

 

錦鯉の優勝が決まった瞬間、長谷川雅紀(50)は相方・渡辺隆(43)と抱き合いながら号泣。その光景にもらい泣きしたサンドウィッチマン・富澤たけし(47)と塙の姿も映し出され、普段あまり人前で涙を見せることのない2人の姿には視聴者から反響が相次いだ。

 

現在、塙が副会長を務める「漫才協会」に所属している錦鯉。昨年のM-1に出場後、年明けに同ラジオにゲスト出演し、協会への加入を塙と“口約束”していた。すぐに正式加入が決まり、2月1日に東京・浅草東洋館で開催された「漫才大行進」を皮切りに活動することとなった。

 

ラジオでそのことに触れた塙は、「錦鯉は加入してからも、忙しいのにちゃんと劇場に出ていたんだよ。それが偉いなと思って。ちゃんと東洋館にも月に3~4回は絶対出ていたし。なるべくしてなったな」と感慨深げに語った。

 

ナイツ塙 錦鯉優勝で意外なもらい泣きの陰にあったボケ・長谷川との絆
画像を見る 『M-1 グランプリ2021』の王者に輝いた錦鯉

 

一方で、「人が良いからね、錦鯉は」とも語っていた塙。昨年のM-1では4位にランクインした錦鯉だが、長谷川は大会前から塙に“ある気遣い”をしていたという。

 

「大会1週間前に地方営業で一緒になった長谷川さんは、お弁当を洗面所で食べていたというのです。当時、錦鯉はすでにM-1の決勝に進んでいたので、長谷川さんは審査員である塙さんと接触しないように気を付けていたようです。塙さんは『そんな所で食べなくても』と声をかけたそうですが、長谷川さんは謙遜しきりだったと語っていました」(芸能関係者)

 

M-1の審査員と挑戦者という関係性を意識していた長谷川。だがM-1で結果を残してからは塙との距離も縮まり、コンビでラジオのゲストにも呼ばれるようになった。

 

「もちろん塙さんは、遅咲きだった錦鯉の下積み時代を知っていました。ただ、それだけではなく、謙虚な長谷川さんの人間性を『もっと知りたい』と思っていたようです。今年8月に錦鯉と共演したお笑いライブの帰り、塙さんは長谷川さんと会話をする目的で車に乗せてあげたそうです。

 

ところが長谷川さんの方が塙さんに興味津々で、質問責めにあったとか(笑)。ですが塙さんは嫌な気はしなかったそうで、むしろ『自分の話ばかりして申し訳なかった』と述懐していました。塙さんは長谷川さんの真っ直ぐで努力家な人柄を知っていたからこそ、感極まって涙を流したのでしょう」(ラジオ局関係者)

 

塙のもらい泣きの陰には、長谷川と紡いだ絆があったようだ。

出典元:

WEB女性自身

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