異例の反戦歌『Triangle』にSMAP5人が語っていた特別な思い「歌う時の顔つきが違う」
画像を見る 稲垣吾郎も自身のラジオで放送

 

■『世界に一つだけの花』に並ぶ『紅白』最多披露曲

 

「中居さんは’09年のドキュメンタリー番組で『戦争に対しての意識がどんどん薄れている気がします』と語り、香取さんも別の番組で“反戦”をテーマに作られたブランドの服を着用して出演するなど、“戦争の記憶を風化させてはいけない”という危機感をメンバーは抱いていたと思います。

 

23回出場した『NHK紅白歌合戦』で最多となる3回披露した楽曲は『世界に一つだけの花』と『Triangle』の2曲のみ。そのことからも、メンバーの思い入れの強さが窺い知れるでしょう。

 

’15年8月10日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、第二次大戦終戦から70年の節目にちなんだ企画を放送し、そのなかで『Triangle』を歌っています」(前出・テレビ局関係者)

 

歌を“武器”に反戦への意志を示したSMAP。解散してからは後輩たちにその思いが引き継がれているようだ。

 

「昨年8月放送の特別番組『れいわのへいわソング2021』(NHK)ではSexy Zoneが同曲を歌い継ぐなど、後輩グループの間でも大切な楽曲となっています」(前出・テレビ局関係者)

 

そして、SMAPのメンバーは解散後も反戦への祈りを止めていないようだ。昨年12月放送のドラマ『倫敦ノ山本五十六』(NHK)に主演した香取は、ドラマのインタビューでこう語っている。

 

《(戦争のことを)一人でも多くの人にも知ってもらいたいですね》

 

SMAPが歌い続けた“反戦の願い”。歌い継がれることで平和の尊さをかみしめなければいけない。

【関連画像】

関連カテゴリー: