[E:note]成底ゆう子 プラネタリウムでライブを開催!!
250人の観客も思わず涙…心に響く歌声を披露[E:note]
2008年7月31日、さいたま市宇宙劇場のプラネタリウムでおこなわれたサマーイベント『FM NACK5 & さいたま市宇宙劇場 Presentsプラネタリウムの夕べ~LOVE THE EARTH』にライブ・ゲストとして出演した成底ゆう子さん。
“環境・エコ”というテーマをもとに、我われの住むキレイな地球を、自分たちの手で守っていこう!と、開催された今回のイベント。
FM NACK5が番組とHPを通じて250名の無料ご招待を応募したところ、約3000通あまりの応募があったそうです。
石垣島に生まれ育った成底さんも、今、自分の身の回りで起こっている環境破壊、地球の未来、エコについての関心が高く、観客へ向けて熱く語ってくれました。
彼女自身、「プラネタリウムで歌うのは初めて」という星空の下でのライブ。
ピアノ弾き語りで、『満天の星』、『この地球(HOSHI)に生まれて』、『ふるさとからの声』の3曲を披露。聴く人すべての胸を打つすばらしいライブとなりました。
この日のイベントにふさわしい、『この地球(HOSHI)に生まれて』は今年の3月にリリースされた成底ゆう子さんのNEWアルバムのタイトル曲。NACK5の3月パワープレイにもなった名曲です。また、親と子の絆を歌い、この日も観客の涙を誘った『ふるさとからの声』は、アルバム『この地球(HOSHI)に生まれて』にも収録されています。
[E:note]成底ゆう子さんのコメント
私のふるさとの石垣島の浜辺は白い砂浜で奇麗なのですが、実は、漂着ゴミが今、問題になっています。漂着するゴミの種類が、外国製のものが多いという事と、2次災害が懸念される医療系廃棄物が多いので、島の環境への影響や景観の保全上などが深刻化しています。ただ、現状としては、清掃はボランティア団体に頼っているのが主でして、去年から国のモデル地域になって、やっと調査が実施される事になりましたが、島の人の生活はもちろん、観光でいらっしゃる人達への影響もあると思います。皮膚感覚で思うことは、日本独特の四季が年々味わえなくなってきているなという事ですね。特に、日本の四季の中でも、美しいとされる秋という季節が感じられない。去年は、クリスマスの時と、紅葉の時期が一緒だったような気が致します。今日は、この素晴らしいイベントに参加でき、改めて自然の大切さを感じました。そして皆様の前で、歌えた事に感謝します。
また、同イベントには、トーク・ゲストとして平原綾香さんが登場!!
今年1月に発売された『星つむぎの歌』が、宇宙飛行士・土井隆雄さんが国際宇宙ステーションに滞在した時、ウェイクアップミュージックとして全世界に流れた時の感動の秘話。
さらに、地球温暖化による海面上昇で国土の大半が水没するという危機に直面するキリバス共和国を訪れた時のエピソード、キリバス共和国の実情などを、約20分間にわたり披露しました。
[E:note]平原綾香さんコメント
今日はこのようなイベントに参加できて光栄に思います。会場もプラネタリウムだし、私のデビュー曲は『Jupiter』ということで、宇宙と大変つながりがありますし、年頭にリリースした『星つむぎの歌』は宇宙飛行士の土井隆雄さんの手によって宇宙に持っていっていただいた事も、その打ち上げを見に行ったこともあって、今年は、私の音楽と宇宙の関係性を改めて認識した年でもあります。
また、テレビの取材で訪れたキリバス共和国では、地球温暖化の影響によって沈みゆく島の現状をこの目で見て、一体自分に何ができるのだろうか、何がこのような惨状を生み出しているのだろうかと考えました。しかし、私自身“これだっ!”という答えを出せていません。ただ、温暖化が原因で海の水位が高くなってしまうことによって、何年後かに故郷を失い、文化を失ってしまう方々がいるということをまずは知っていただきたいです。
ecoへの関心と取り組みは、知っているか知らないかで大きな違いがあると思います。
私の音楽を通じて宇宙やecoへの関心を皆さんがお持ちいただけるようでしたら、それはとても嬉しいことです。このイベントを主催なさっているNACK5さんは今年20周年をお迎えになると伺っておりますが、20年後・・・さらにその先も、地球が今より健康になっていて、世界中の皆さんが今まで以上に幸せな生活を送っている中で私は歌い続けていたいです。
イベントの司会進行は、FM NACK5平日午後のワイド番組『NACK ON TOWN』(月~木13:00~16:55)のDJを務める人気パーソナリティーの土屋滋生さん(左)、澤美代子さん(右)が担当しました。(撮影/徐 美姫 インタビュー/服部 広子
)
【平原綾香について】
1984年5月9日 東京生まれ。6歳から11年間、松山バレエ団に所属。13歳の時に、アルトサックスを手にする。高校の音楽科でクラシック・サックスを学ぶ。2007年春、洗足学園音楽大学ジャズ科を卒業。2003年12月7日 ホルストの組曲「惑星」の木星に日本語歌詞をつけた『Jupiter』でデビュー。今年1月に発売された『星つむぎの歌』は宇宙飛行士・土井隆雄さんが国際宇宙ステーションに滞在した時、ウェイクアップミュージックとして全世界に流れた。今年は地球温暖化による海面上昇で国土の大半が水没するという危機に直面するキリバス共和国を訪れる。7月16日に最新シングルCD『さよなら 私の夏』をリリース
◆オフィシャルHP⇒ http://www.ayaka-hirahara.com/
【成底ゆう子について】
12月11日・沖縄県石垣島宮良生まれ民謡歌手の親戚の影響で幼少の頃から民謡に親しむ。クラシック好きの父の影響からピアノを習い始め小学校3年生の時には、地元の合唱団に入団高校2年、3年の時に出場した全国音楽コンクール県大会「声楽部門」では、2年連続金賞を受賞武蔵野音楽大学入学と同時に上京。本格的な声楽を学んだ後ソロアーティストとして活動を開始。2007年2月森繁久彌・作品DVD『霜夜狸』(しもよだぬき)の挿入歌・イメージソングとしてオリジナル楽曲『里景色』が選ばれる。2008年3月「森繁久彌が21世紀に託した歌姫」としてアルバム『この地球に生まれて』リリース。(2008年3月26日発売)
◆オフィシャルHP⇒ http://www.dictorland.com/narisoko/
[E:note]成底ゆう子ライブinformation
● インストアライブ決定!!
アルバム収録曲を中心にした約30分の生演奏
日程:2008年8月2日(土)
時間:14:00~/16:00~(1日2ステージ)
場所:山野楽器『新宿小田急店』
日程:2008年8月16日(土)
時間:13:30~/15:30~(1日2ステージ)
場所:山野楽器『津田沼パルコ店』
日程:2008年8月30日(土)
時間:14:00~/16:00~(1日2ステージ)
場所: 山野楽器『センター北店』(横浜市都筑区)/ノースポート・モール2F特設会場