[E:note]そして、話題の昼ドラ『エゴイスト~egoist~』(フジテレビ系)の主題歌になっている『誰カノタメニ』ですが、前作の『アイツムギ』とはここが違うというところはどこですか?
城:『アイツムギ』は、ジャケットを見てもバックが海で、南の島のような感じ? ゆったりとした空気とか、私のルーツみたいなものが曲に織り込まれていると思います。セカンドの『誰カノタメニ/ワスレナグサ』に収録されている3曲に共通しているのは、島を出てきましたが、自分のルーツは大事にしながらこれから歌手としての道を力強く歩んでいく、という思いですね。『アイツムギ』は奄美の島そのものだったら、『誰カノタメニ』は、歌手になるために東京に出てきた私の力強い意志、が表現されていると思います。

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[E:note]城さん自身の思いとリンクし、それが『エゴイスト~egoist~』に採用されたということですね(笑)。
城:そうですね、あと、セカンドシングルに入っている『ワスレナグサ』もドラマの挿入歌になっているんですよ。物語は芸能界の裏と表の世界を舞台にしたエゴとエゴのぶつかり合いなんですけど、「力強く生きていく」というところは共通しているかなぁ。じつは、私も本人(歌手・城南海)役でちょっとだけドラマに出させていただいたんです。初演技で、ドラマの撮影現場に初めて行って、楽屋にある大量の衣裳にも驚きましたし、何よりも、女優さんの顔の変わり様っていうのか、さっきまで笑っていたのにパッと悲しい表情になる様子を間近に見てビックリしました。あと、ドラマというのは、カメラでワンカットずつ撮っていくんだ、というのを見て勉強になったし、面白かったです。私の曲がドラマの世界観を広げる、お役に立てたらなって思っています。

[E:note]ドラマの女性たちのように、じっさいの城さんは、生命力あふれた強い女性ですか?
城:エ~ッ! そうですね、私は3歳のときからピアノをやってきて、1度も止めたいと思ったことがなくて、どんなに辛いレッスンがあってもずっとやってきた……。たぶん、好きなことは1回始めたら止めずに最後までやり遂げるタイプだと思います。「けっこう頑固だよね」ってたまに言われるんですよ、アハハ(笑)。

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