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「私は神がかってポジティブなのね(笑)。『私の人生も捨てたもんじゃない。がんという病気にも出合い、経験できるんだと思った。私の人生はドラマチックに盛り上がった』と病室で書いて。マネージャーの口から伝えるより、自分できちんと伝えたくて手紙を託しました。これっぽっちも死ぬなんて思ってなかったんですけど、本当は危険な状態だったのにね〜」

 

こう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第75回のゲスト・女優の三田佳子さん(75)。’84年の映画『Wの悲劇』で各映画賞を受賞し、’86年にはNHK大河ドラマ『いのち』主演。’89〜’90年には『紅白歌合戦』の司会も務めた。また、多数のコマーシャルに出演し『CMの女王』になり、高額納税者番付4年連続1位(俳優・タレント部門 ‘91〜’94年)。日本を代表する女優に上り詰めた。そんな女優として絶頂期を迎えた’96年、子宮体がんが見つかる。だが、三田さんは真正面から病気に立ち向かって行った。彼女が語る、三田佳子流“逃げない”人生哲学とはーー。

 

■人生とは、自分の肉体という絵筆で描くもの!

 

「私が女優として生きてきたのは『人生というものを自分の肉体という絵筆で描きたい』から。それが私の人生の哲学。下手、上手はキャリアにもよるけれど、命がけで一生懸命演じるのは当たり前。私は一度も演技に手を抜いたことはありません。だから、ものすごくパワーを使うんですよ」

 

■逃げない、ブレない、引きずらない!

 

「私はいろいろな役を演じてきていますが、自分の根幹は全然ブレないんです。何事にもいつも真正面から対峙して、逃げない。家族の件でかなりバッシングされましたし、『女性自身』にもひどく書かれましたが、あのときはあのとき(笑)。今はもう大丈夫ですよ。私、引きずらないんです」

 

■死ぬときは死ぬ。それまでは精いっぱい!

 

「寿命というのは決められていて、生まれたら必ず死ぬもの。私も死ぬときがきたら、ポンッと逝くんだろう、今は生かされているんだとつくづく思うんです。だから、それまでは精いっぱい生きればいい。すべては自分の人生。苦もあり楽もある。やっぱり生きるってすばらしい」

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