「今回、初めて北島師匠から『たけし、売るぞ!』と言っていただいたんです。その言葉がうれしかったので、僕も『売りたい!』という思いで全国飛び回っています」

 

そう語るのは、今年デビュー15周年を迎えた北山たけし(44)。その記念曲となるシングル『津軽おとこ節』(4月4日発売)は、師匠であり、義父でもある北島三郎(81)が作詞作曲を手掛けてくれた。

 

「夢に向かって故郷をあとにした男の姿を描いた、いわば人生の応援歌です。《津軽じょんがら おとこ節 おとこ節》など、北島節がところどころに入っています。(師匠の曲は)難しいのですが、私にとって8年間の付き人生活で身についたメロディでもあり、歌うのが楽しいですね」

 

小さいころから父の影響で北島演歌を聴いていたという北山。

 

「家中に師匠のポスターがいっぱい張ってあったんです。オヤジが朝起きていちばん最初にするのがポスターを拝むこと(笑)。その習慣は今も変わっていません。オヤジにとっては神様なんですよ。僕が中学1年のときでしたが、故郷の福岡県柳川市へ師匠に来てもらったこともあるんです。お着替えの間に僕が2曲歌わせてもらったのですが、後年、師匠に聞いたら、『覚えてない』と言われてしまいました(笑)」