佳子さま 紀子さまと一線画す“独自路線”…お手ふりは両手、仮住まいでひとり暮らし
画像を見る 1947年10月、皇籍離脱した11宮家。20代の男子がいる賀陽家には昨今注目が集まっている(写真:共同通信)

 

■“皇統を担う家”の品格を求められ……

 

さらに、このご発言には紀子さまの“深慮”も見え隠れしているというのだ。

 

「皇位継承問題では、旧宮家の男系男子と女性皇族の結婚を保守派の政治家や論客が主張しています。また旧宮家の男子がどういった立場で皇室にもどってもらうのか、昨年1月に政府が国会に提出した有識者会議の報告書をもとに、“皇族による養子縁組”など複数の案が検討されている最中です。

 

もし養子縁組して皇族となった旧宮家の男子が、佳子さまと結婚し、男の子が生まれれば、その子が皇位継承権を有するという未来もありうるのです。

 

たしかに、出雲大社の千家家よりも長い歴史を持つ家は皇室以外に思い当たりません。現在の皇室典範では不可能ですが、紀子さまはそこまでお考えになっているのでしょうか……」(前出・宮内庁関係者)

 

静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう話す。

 

「秋篠宮家は皇室の中でも自由闊達な家風で、ご夫妻は個人の意思を尊重されながら、眞子さんや佳子さまをお育てになられました。

 

しかし悠仁さまが成長されるにつれて、秋篠宮家は悠仁さまを中心に回るようになり、眞子さんや佳子さまには“将来の天皇の姉”として言動などへの制約が増えていったように感じています。

 

将来天皇家となる秋篠宮家の立場を紀子さまが強く意識されるあまり、佳子さまの結婚相手へ求める条件の厳しさにつながっているのかもしれません」

 

このところ佳子さまが“女性の自立”に関連する行事やイベントで発揮される積極性には、際立つものがあるように見える。お相手選びにまで介入しようとされている紀子さまの“暴走”への反抗でもあるのかーー。

 

「ジェンダー問題についての行事や昨年のお誕生日に際して発表されたご近況にも、“誰もがより幅広い人生の選択肢を”と再三つづられています。恋愛結婚をされた紀子さまに、“私も自由な恋愛と結婚を”と訴えているようにも思えます」(前出・宮内庁関係者)

 

紀子さまが娘の幸せよりも“皇嗣家の将来”を優先されるのであれば、佳子さまとの溝は深まっていくばかりだろうーー。

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