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(写真・神奈川新聞社)

 

ラグビーの元ニュージーランド代表主将で、2011年、15年のワールドカップを連覇したリッチー・マコウさんによる「キッズラグビークリニック in 横浜」が28日、横浜カントリー&アスレティッククラブ(横浜市中区)で開かれた。

 

東日本大震災で被災した子どもたちの自立支援を目的にしたチャリティー企画の一環。マコウさんと、ラグビー日本代表やトップリーグで活躍する小野晃征選手、大野均選手、元日本代表主将のアンドリュー・マコーミックさんらも参加し、小学生から高校生までの261人に指導した。

 

子どもたちはグループに分かれ、マコウさんら指導陣とタッチラグビーをプレー。タックルをしたり、パスの正確さに驚いたりしながら、グラウンドを走り回った。

 

プレー後は、マコウさんが「強い体をつくるための近道はない。とにかく練習を続けることに尽きる」とアドバイス。主将としての心がけや、試合前に必ず行っていたことなども話し、子どもたちは真剣に聞き入っていた。さらに「みんな高いスキルを持っていて、とても楽しく、うれしかった。これからのラグビー人生もがんばってください」とエールを送ると、大きな拍手が起こった。

 

参加した小学5年生の男児(10)=東京都中野区=は、「マコウ選手はパスがとても速かったので、参考にしたい。将来はニュージーランドでプレーしたい」と話していた。

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