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(写真 神奈川新聞)

 

昨年12月から川崎市内の市立中学全52校で始まった給食に9日、健康機器メーカーのタニタ(東京都板橋区)監修の特別メニューが登場した。季節ごとに年間4回提供する市とタニタの包括協定に基づく取り組みで、食育に関する特別授業も行われた。タニタが定期的に学校給食を監修するのは全国初。

 

この日は北部学校給食センターが配送する12校が対象。献立はタニタの管理栄養士と市の栄養士が1年掛けて考案し、「タニタ食堂」のレシピの特長である栄養バランスや食感を重視したという。さわらの唐揚げ野菜あんかけ、中華風に味付けされたキュウリと茎わかめ、チンゲンサイが入ったごまスープ、麦ご飯、牛乳が用意された。旬のさわらをメインに、キュウリの厚さを7ミリ程度にするなど食べ応えにも工夫を凝らした。

 

12校の一つ市立生田中(多摩区)には福田紀彦市長が訪れ、3年生の生徒たちと談笑しながら給食を味わった。渡なつきさん(14)は「魚は家では焼くだけだけど、今日の給食では揚げてあり、あんかけの味付けもおいしい」と笑顔だった。

 

この日に合わせ、タニタと市が食育に関するリーフレットを作製。タニタの管理栄養士らが提供したレシピを解説し、毎日の朝食の大切さも呼び掛けた。福田市長は「年4回やることで、定期的に食育への関心を高めてほしい」と期待を寄せた。タニタ監修の給食は7、10月、来年1月に予定されている。