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(写真 神奈川新聞)

 

ろうそくの明かり2千~2500本で多摩川を彩る「キャンドルスケープ川崎」が12日、川崎市高津区瀬田4丁目付近の河川敷で開かれる。スローガンは「電気を消して、スローな夜を」で初開催。大学生が観光振興策としてコンテストで提案したプランが、市の後押しで実現する。

 

プランは、駒沢大経営学部の青木茂樹教授ゼミで学ぶ学生の「まちこんチーム」が昨年9月、高津区で開かれた「大学生観光まちづくりコンテスト多摩川ステージ」(JTB総合研究所など主催)で提案した。キャッチフレーズは「1年に1度多摩川で会おう 織姫と彦星が集う」だった。

 

プランに注目した市建設緑政局企画課が「河川敷を観光資源としてアピールでき、にぎわいにつながる」と取り入れた。本年度の市都市ブランド推進事業に選定し、市が管理する河川敷を会場に開催することになった。

 

キャンドルの明かりが出現するのは午後6時半から約2時間。ボランティアや参加者がともす「光の地上絵」が登場する。併せてキャンドル作家の作品が点灯し、市内で活動する音楽家のライブや「サンセットヨガ」も企画。午前11時から午後5時までは、キャンドルやハンモック作りのワークショップが行われる。

 

同ゼミ生のチームがプランの参考にしたのは、多摩川対岸の東京都狛江市で2011年から開催されている「多摩川キャンドルナイト灯(ひ)と人」。700~800人が訪れるイベントに成長しており、川崎でも人を引きつける催しとして応用できないかと試行錯誤した。狛江市のイベントの平方慶太実行委員会代表は「普段の河川敷が幻想的な空間に変わる」と魅力を語る。

 

キャンドルスケープ川崎は同ゼミ生チームや同実行委員会などが主催。会場は東急田園都市線二子新地駅から徒歩6分。参加無料。雨天の場合は19日に延期。詳しくはインターネットで「キャンドルスケープ川崎」を検索。