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(写真・琉球新報社)

 

【南風原】南風原町観光協会(照屋盛夫会長)は10日、南風原町特産のヘチマ「南風原美瓜(ビュウリー)」をPRするキッズダンスチーム「ビュウリーズ」の第5期生を決めるメンバーオーディションを、南風原町商工会で実施した。オーディションには現メンバー4人と新人7人が応募し、審査の結果8人が新メンバーに選ばれた。新メンバーは来年4月から1年間活動する。

 

本年度で結成当初から活動してきたメンバーを含む6年生6人が卒業するため、今回のオーディションは演技の水準を保つためにダンス経験者を募集するなど、合格基準は例年より高かった。新人は1~3月に研修生として練習に取り組む。

 

審査員を務めたお笑い芸人ハンサムの仲座健太さんは「皆さんがダンスと南風原町を好きな気持ちが伝わった。合格、不合格はあったが、今後も頑張ってほしい」と講評した。

 

合格した新人の宮城理心(りこ)さん(翔南小3年)は「3回目の挑戦で合格でき、とてもうれしい。ビュウリーズの活動で出身地の南風原町を今よりもっと広めていきたい」と喜びを語った。

 

南風原町はヘチマの生産量が日本一で、ビュウリーズは町のヘチマをPRするため2012年に結成された。翌13年には町から「ヘチマ大使」に任命され、町主催の行事やイベントでダンスを披露し、ヘチマの広報活動に努めてきた。

 

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