ハブクラゲなどに刺され11人救急搬送 対策済みのビーチ閉鎖が影響か うるま市の海中道路
ハブクラゲ(県衛生環境研究所提供)

 

【うるま】うるま市消防本部(諸見里朝弘消防長)はハブクラゲやカツオノエボシに刺されるなどして、救急搬送された人が今月1~19日に11人に上っているとして、注意を呼び掛けている。担当者は「肌の露出を避け、ハブクラゲ侵入防止ネットが設置されたビーチを利用してほしい」と話している。

 

救急搬送人数はハブクラゲに刺された人が9人、カツオノエボシが2人。被害を受けた主な場所はうるま市海中道路海岸線、浜比嘉島の浜比嘉地区海岸、比嘉漁港海岸など。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のためクラゲ対策が整ったビーチが閉鎖された影響で、海岸で泳ぐ人が増えている可能性がある。県保健医療部の担当者は「自治体やホテルなど、ビーチ管理者にネットの有無や閉鎖されていないかを確認して遊泳してほしい。または遊泳自体を控えてほしい」と呼び掛けている。

 

猛毒を持つハブクラゲは6~9月ごろ、人に被害を与える大きさに成長する。過去には死亡事故も発生した。県はハブクラゲ発生注意報(9月30日まで)を発表している。カツオノエボシは外洋性のクラゲで毒を持ち、風の強い日などに岸に打ち寄せられることがある。

 

県によると昨年の海洋危険生物の被害件数は県全体で166件。うち37件(約22%)がハブクラゲが原因だった。

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