渡嘉敷島周辺を低空飛行する大型機=6日午後2時ごろ 画像を見る

【渡嘉敷】6日午後2時ごろ、米軍輸送機と思われる大型飛行機5機が渡嘉敷村渡嘉敷港の上空100メートル付近を低空飛行し、港と城島(標高110メートル)の間を抜けて渡嘉敷村儀津埼(標高約80メートル)方面へ3度、旋回飛行するのが確認された。低空飛行は隣の座間味島でも目撃された。

 

同機は標高約100メートル付近を低空飛行で慶良間諸島の旋回飛行を繰り返しているのを地元住民らが目撃している。住民の男性(44)は「米軍機の低空飛行は1年前から目撃している。渡嘉敷島から座間味島、阿嘉島慶留間島方面を旋回している。なんの目的で低空飛行するのか危険なので止めてほしい」と懸念の声をあげた。

 

また、夏場を中心に多くの観光客が訪れる渡嘉敷島の阿波連ビーチでも、直ぐ上空を低空飛行する米軍機の目撃情報があり、住民からは「何か起きないか心配」との声が出ている。

 

座間味島や阿嘉島などでも、12月28日に超低空で飛行する米軍機とみられる軍用機が目撃されている。
(米田英明通信員)

 

【動画】島に爆音、低空で何度も…
https://ryukyushimpo.jp/movie/entry-1252462.html

【関連画像】

関連カテゴリー: