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先月、28日にNHK『あさイチ』にゲスト出演したフィギュアスケートの羽生結弦選手(20)。質問FAXが歴代No.1の7000枚も届き、司会のイノッチこと井ノ原快彦(39)が「今まで6年間やってて初めてですよ」「放送がほとんど質問」と驚きの声を隠せない様子だった。

 

私も仕事の関係で羽生選手を追っていた時期があったのだが、それがいつしか仕事を忘れ恋愛感情に昇華し、知らぬ間に“追っかけ”になっていたぐらい。年齢問わずいつの間にか虜になってしまう、まさに“王子様”的な存在なのだ。

 

私を含め、そんなファンの力に支えられ、開始以来の歴史に残る伝説の“神回”になった『あさイチ』。番組前半は羽生選手の質問コーナーを中心に進められ、衣装の話から幼少期の話、そして今シーズンの話などスケートに関する話で大盛り上がりだった。おしゃべり好きな羽生選手も饒舌で受け答えしており、番組出演を楽しんでいるようだった。

 

しかし後半に進むに連れ、スケートのポーズを取らされたり、けん玉をさせられたりと『あさイチ』のむちゃブリがスタート。さすが、サービス精神旺盛の羽生選手、苦笑いしながらもムチャブリに応じていたが、要求は次第にエスカレートしていく。番組の構成上、仕方なく商品紹介に付き合わせられたりしていたのだが、事件は番組コーナー「グリーンスタイル」の現場で起こった!

 

当初参加する予定がなかった羽生選手だが、「ゆづるくんも作らない?」と呼ばれ強制参加させられることに。別枠と思っていた羽生選手も自分のほうにカメラが回っていなかったため「(スタッフと)ゲームの話してました」と渋々承諾。顔に出てしまっていたのか先生からも「あんまり興味ない……」と不安がられていたが、製作が容赦なくスタート。

 

「お庭みたいですよね」とか「実際にやってみたい」「いいですね」と、完全なるアウェーのなか、立ち位置を失いながらも必死にコメントをひねり出していた羽生選手。その姿が痛々しかったのだ。私は(生放送では)まさにこの場面から『あさイチ』を見始めたので、テレビをつけた当初は「ゆづるに何やらしてんの!」と母性本能が働いたものである。

 

しかし、ファンからはクローズアップされた羽生選手の手に「手が綺麗!」「セクシー!」と喜びの声が上がっていたので、番組としては功を奏したようだ。番組の〆はお決まりのスケートポーズである“ピストルポーズ”でキメ。羽生選手は何をしてもサマになる、現実世界のリアル王子だったのだ。

 

文・中西美穂)