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(写真/AFLO)

羽生結弦 偉業達成後の課題「大学の睡眠時間2時間絶対王者の課題「大学のレポートが終わらない」

 

NHK杯から2週間、さらに異次元の滑りを見せつけた羽生結弦(21)。自身の持つ世界記録を更新し、330点超えを記録。グランプリファイナル3連覇の偉業を成し遂げた。

 

「彼は慢心することなく、今大会へ万全の準備で臨んでいたんです。オーサーコーチと“反省会”を決行し『まだ加点要素が残されているはず』と演技を確認。ジャンプの着地の一つ一つをつぶさに確認してから決戦の場に立っていたそうです」(前出・フィギュア関係者)

 

喜びに浸るどころか、いっそう気を引き締めたからこその快挙だったのだ。そんな“絶対王者”の羽生は、グランプリファイナル以降も“ある課題”とぶつかっていた。

 

「あまり注目されませんが、彼はまだ早稲田大学人間科学部人間情報科学科の通信教育課程『eスクール』で勉強する現役の大学生です。このコースは通学する必要がなく、ネットで講義を受けて必要単位を取れば卒業できるというもの。しかし通信教育とはいえ、もちろん一般学生と同じように試験はあります。通学が免除される分、そうした試験やレポートをこまめに提出しなくてはならないんです」(スポーツ紙記者)

 

羽生が入学したのは13年4月。だがソチ五輪までの1年間は練習漬けで、ほとんどカリキュラムをこなすことができなかったという。五輪が終わった14年からようやく巻き返し始めた羽生。その負担は、思いのほか大きいようだ。

 

「今季は10月30日からのスケートカナダでGPシリーズに参戦した羽生選手ですが、体調は最悪でした。その2カ月前から大学のレポートと小テストに追われていたそうで、睡眠時間も2時間ほどしか取れないような日々が続いていたんです。実際、夏のアイスショーの合間はすべて勉強に費やさなくてはならないほど過酷スケジュールだったと聞いています」(前出・スポーツ紙記者)

 

世界の大舞台に挑む陰で、必死に学業を両立させている羽生。なぜ、そこまでして大学にこだわるのか。実はその背景には、“父との約束”があるという。羽生の実父は、宮城県内の中学校教頭。何事にもストイックに挑む彼の姿勢は、厳格な父のもとで培われていた。

 

「お父さんは彼に学ぶことの大切さを伝えていたそうです。『どんなにフィギュアの練習が大変でも勉強は続けなさい。一流の選手である前に一流の社会人になってほしい』と言い聞かせていました。それを、彼は守り続けているのでしょう」(前出・フィギュア関係者)

 

今年8月には「ソチで(金メダルを)取って、平昌で取って終わり。そこからプロをやろうと決めていた」と発言し、18年の平昌五輪で引退と報じられた羽生。すぐ「言葉が足りなかった」と去就が未定と強調したが、実はひそかな未来計画を見据えていた。

 

「羽生選手はお父さんと“別の約束”もしているみたいです。というのも最近、彼は『引退後は大学院に進んで修士学位を取りたい』と話していたそうです。いまはフィギュア選手として、自分の可能性をとことん追求している。そして将来はひとりの人間としての可能性を追求したいと思っているのでしょう」(別のフィギュア関係者)

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