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(写真:アフロ)

 

平昌五輪第16日目を迎えた2月24日、イギリスとの3位決定戦に臨んだカーリング女子日本代表「LS北見」。5-3で勝利をおさめ、銅メダルを獲得した。カーリングでの五輪メダル獲得は、日本で男女通じて初めてだ。

 

試合は序盤から1点を取り合う展開、最後まで正確なショットが求められる“死闘”が繰り広げられた。第9エンドで4-3と勝ち越すと、最終第10エンド、イギリスが放った最後のショットが乱れ、1点をスチールし試合は終了。

 

勝利が決まった直後、代表選手の藤澤五月(26)らは笑顔こそ見せたものの、メダル獲得に歓喜の声をあげず、相手選手と健闘を称えあった。

 

「カーリングは“髪の毛一本の差で勝負が決まる”と言われるほど繊細なスポーツ。しかし、相手がミスをしたからといって喜ばず、自分たちのターンに集中する。それが“カーリング精神”というものなのです」(カーリング関係者)

 

この姿勢を徹底した日本選手たちに、SNSでは「健闘を称え合う選手たち、エライ!」「相手を敬う気持ちが伝わった!」「おめでとう! それにしてもカーリングって素敵な競技だね」と絶賛の声が上がっている。

 

司令塔・スキップを務めた藤澤は、試合後のインタビューで「私の最終ショットがよくなく、正直『負けたかな』と思ったので、勝利できたのが信じられません。まだ銅メダルの実感がわかなくて……」と答えた。10年前にLS北見を創設し、主将という立場からチームを支え続けた本橋麻里(31)は「スタッフ、コーチ、選手、応援団全員にありがとうと言いたい」と涙ながらに話していた。