大坂なおみ祖父語るハーフの生き様「とやかく言う人はいる」
(写真:アフロ)

全豪オープンで優勝を果たした大坂なおみ(21)。さらに、世界ランキングも1位に!どちらも日本人としては初の快挙だ。

 

97年、大坂は日本人の母・環さん(47)とハイチ系米国人の父・レオナルドさんとの間に誕生。大阪府で生まれ、3歳から米国へと渡った。そのため、日本語よりも英語のほうが流ちょうだという。しかし準決勝後、日本のファンへコメントを求められた大坂は日本語で回答。北海道根室市に住む祖父母について聞かれた彼女は、試合会場であるメルボルンからカメラの向こうにいる祖父母へ笑顔でこう呼びかけた。

 

「おはようございます。おじいちゃん、おばあちゃん!」

 

日本を愛する孫について、祖父の鉄夫さん(74)は本誌にこう答えた。

 

「最後に会ったのは昨年10月。でも、そのときよりもまた大人になった気がしますね……」

 

昨年10月16日、21歳の誕生日を迎えた大坂は鎌倉にいた。全豪中にアップしたインスタにはそのとき立ち寄ったと思われる報国寺の写真が。そして鎌倉大仏のある高徳院も訪れていたという。

 

「たしかに大坂選手はこちらにいらっしゃっていました。鎌倉大仏の門の前まで来たものの、何か思うところがあったのか中には入らなかったそうです。その日は誕生日だったと後で聞きました」(寺院関係者)

 

現在もアメリカ国籍と日本国籍の二重国籍を持っている大坂。いわゆる“ハーフ”の彼女は、これまで何度も国籍やアイデンティティについて問われ続けた。しかし大坂は「私は私」とあくまで冷静なスタンスを崩さない。結果、今では誰もがエールを送るスターとなった。祖父の鉄夫さんはこう続ける。

 

「ハーフであることをとやかく言う人はいくらでもいます。でもそんなものを気にしていたら、大きなことは成しえませんよね。なおみがこれほどまでに大勢に支持されていることが、頼もしくて仕方がないですよ」

 

家族全員の夢を胸に、大坂は世界の舞台で戦い続ける――。