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「ジムの中は暗かったのですが、雰囲気が違ったのですぐに真央ちゃんだとわかりました。一心不乱にミットに打ち込んでいましたね」(目撃した女性客)

 

9月下旬、若い女性でにぎわう東京・港区にあるフィットネススタジオでトレーニングに励む女性の姿が。プロフィギュア―スケーターの浅田真央(29)だ。

 

17年4月に現役引退を表明した浅田。以降、アイスショーやタレント活動に活躍の場を移した彼女は一風変わった内容で人気を集めるスタジオで“自分磨き”に勤しんでいた。

 

「浅田さんがトレーニングしていたフィットネススタジオは、暗闇のなか大音量でのボクササイズがウリ。ニューヨーカーの間でブームになり、最近では意識の高い日本の女性から支持を集めています。周囲の目を気にせず、集中して思うがままトレーニングできるということもありお忍びで通っているモデルや芸能人もいるそうです」(ファッション誌編集者)

 

そのなかでも、浅田のトレーニングは目を見張るものだったという。前出の女性客はこう語る。

 

「真央ちゃんは音楽をかけながらサンドバックに打ち込むクラスに一人で来ていたようです。ピタッとした黒の長袖長ズボン姿で、黙々とサンドバッグに打ち込んでいました。周囲に見つかりたくなかったのかマスク姿でキャップを目深にかぶり、トレーニング後はシャワーを浴びることなく一目散に帰っていました。持参していたマイグローブがかなりボロボロだったので、昔から通っているのでしょう」

 

9月25日に29歳の誕生日を迎えた浅田。翌日のイベントでは「ボクササイズにはまっていまして」と語り、サンドバッグに何発打てるか挑戦。30秒で123発という、驚きの記録をたたき出していた。

 

そんな秒速4発パンチを打てるほど彼女がのめり込む陰には、30歳を目前にした“結婚への憧れ”があった。

 

「浅田さんは現役時代をすべてフィギュアに捧げていたので、恋愛をする時間もありませんでした。しかし引退後は自分に人生についても真剣に考えるようになり、親しい人には『私も恋したい!』と語っていたそうです。最近では雑誌のインタビューでも『お料理教室に通っています』と明かしており、『いつ結婚してもいいように準備しておきたい』という思いがあるのでしょう。ボクササイズもその一環なのかもしれません」(スポーツ紙記者)

 

実際、浅田は9月29日に出演した情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)で、「何歳ぐらいで結婚して、何歳ぐらいでお子さんみたいなのって考えます?」と質問された際にこう語っていた。

 

「想定は色々しているんですけど……。(スタジオにいたマネージャーに)来年の……これ言っちゃっていいの? 来年の秋ぐらいでこのサンクスツアーが一区切りで最後になると思うので、その秋に30歳になるのでそこが一区切りかなと。一応そこが最初のビジョンかなと」

 

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