文学の神奈川新聞に関する話題
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作家同士の敬愛がテーマ 鎌倉文学館で特別展
2017/10/30 14:00(写真・神奈川新聞社)作家同士の敬愛や思慕をテーマにした特別展「リスペクト 好き好き大好き」が鎌倉文学館(鎌倉市長谷)で開かれている。鎌倉ゆかりの文学者10組の関係性を貴重な資料で紹介する。12月10日まで。特別展は、リスペクトを「創作に欠かせない普遍的な感情」と位置付けた。夏目漱石を先生と慕った芥川龍之介。「鼻」を読んだ漱石は「ずんずん御進みなさい群衆は眼中に置かない方が身体の薬です」と絶賛する -
川端康成が見た「文学史」
2017/01/25 13:00(写真提供・川端康成記念会/神奈川新聞社)後半生を鎌倉で過ごしたノーベル文学賞作家、川端康成(1899~1972年)が収集した文豪の書など76点が、鎌倉市の旧宅で見つかった。コレクションに名を連ねるのは夏目漱石や芥川龍之介、島崎藤村ら名だたる文士たち。同時代の作家に寄せる親しみや敬意を示すとともに、川端の目を通した「日本近代文学史」にもなっている。川端に関する資料保存や研究を手掛ける川端康成記念会