独立騒動中の15年7月、のんを目撃したが…… 画像を見る

「9月に大阪でライブをやっていた玲奈を見に行ったんです。大勢の前で歌を歌っているあの子は、今まで見たことがないくらい生き生きとしていてね。ライブの後に『頑張るんやで』と言ったら、うんうんと笑顔で頷いて。すごく充実しているようでした。だから報道を見て、もう驚きました。何かの間違いじゃないかと思ったくらいです……」

 

“のん”こと能年玲奈(25)の祖母は本誌にそう語った――。

 

発売中の写真週刊誌FRIDAYで、のんが元所属事務所・レプロエンタテインメントを訪れていたと報じられた。彼女から事務所側に謝罪を申し入れ、再マネジメント契約を結ぶべく話し合ったという。タイトルに「和解」の文字が大きく打たれていたが、レプロはこうコメントを発表した。

 

「能年氏から、過去についての謝罪と、弊社にマネジメントを再度依頼したい旨の要望があり、本人との面会に至りました。しかしながら、何ら解決には至っておりません。なお、当事者しか知り得ないはずの情報が事前に外部に漏れ、このような記事が出たことについては、大変不可解であり、誠に遺憾であります」

 

その内容は和解とは大きくかけ離れており、密会の一部始終が漏れたことに対して不信感を抱いているようだった。

 

あくまで女優としての復帰にこだわるのん。その陰には、亡くなった“最愛の祖父”の存在があったようだ。のんが『あまちゃん』に出演したことを祖父は誰よりも喜び、放送を楽しみにしていたという。前出の祖母がこう語る。

 

「玲奈が『あまちゃん』に出演した年のことです。入院していたおじいちゃんが一時危篤になり、お医者さんから『もう長くない』と言われたんです。そうしたら、玲奈が病院まで駆けつけてくれてね。おじいちゃんの手を握りながら何度も声をかけてくれて……。すると、おじいちゃんが元気を取り戻したんです。その後にまた体調が悪くなり、いよいよというときもあの子の存在が力になりました。玲奈は東京にいて間に合いませんでしたが、電話越しに『おじいちゃん、わかる?玲奈やで。これまでありがとう……』と声を聞かせてくれたんです。大好きな孫の声を聞きながら、おじいちゃんは息を引き取りました」

 

祖父にとって、『あまちゃん』は生きる源だった。見る人に元気を与えるのが、女優という仕事――。だからこそ彼女は、奔走しているのだ。祖母が続ける。

 

「大事なのは、あの子が生き生きとした姿でいられるかどうかだけです。玲奈には自由に好きなことをやってほしいし、これからもいろんな挑戦をしてくれるはず。私はそれを見届けるため、あと10年は長生きしないといけないなと思っています」

 

天国の祖父と支えてくれる祖母のためにも、のんは女優魂を燃やし続けている――。

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