前回も言いましたが、数ある石たちの中でも、これほどオシャレな名前の石はあまりないですね。「エンジェライト」という石は、説明するまでもなく「エンジェル(天使)」に由来しています。ギリシア語の「Angelos」がその元だとも言われています。では、どうして「エンジェライト」というネーミングになったのかと言いますと、青みをおびた清楚な色調が、天使をイメージさせるからということです。発見時、この石が天使の羽の形をしていたという説もありますが、これが本当かどうかははっきりしません。

Stone_081212 八川シズエ氏著「パワーストーン百科全書」によれば、「昔から、豊作と好天候に恵まれる『お守り石』として珍重された鉱物」であると紹介されています。「昔から」というのがいつごろなのか分かりませんが、農耕に従事する人々がこの石を身につけ、実り豊かな収穫を祈っていたということのようです。ただ、同著では、この石は「ペルーのナスカ地方と南アフリカで発見され、1989年以降から出回り始めました」と記されています。このことを鑑みると、「昔から」というのは「硬石膏(こうせっこう):アンハイドライト」を指し、「1989年以降から」というのが「エンジェライト」を指しているのかもしれませんね。

では、この「エンジェライト」、私にとってはどういう石なのかをお話ししましょう。この石に初めて出会ったとき、私はまず天使を想わせる「エンジェライト」という名前と、清楚で落ち着いたブルーの色に強く心を惹かれて即、購入しました。ところが「エンジェライト」と親しくなるにつれ、私は「あること」に気づきはじめたのです。それは、占いの原稿を執筆する際、西洋占星術やタロットなどを用いながら、無意識のうちにデスクの上の「エンジェライト」をさわってしまうということです。そうした自分の行動に気づいたとき、これは「エンジェライト」が私の占いを助けてくれているに違いないと直感しました。

今、私が確信をもって言えることは、「エンジェライト」が身近にいてくれると、占いの答えがとてもスムーズに導き出されるということです。自分以外の「何か」が、私を導いてくれる気がするんですね。この「何か」というのは、「守護霊」と言ってもいいでしょうし、「スピリッツ」や「天使」と言ってもいいでしょう。ちょっと説明しにくいのですが、占いのために精神を集中し、その最後に自分をふっと「何か」に委ねると、どこからともなく自分の肉体を通して思わぬ答えが返ってくるのです。

このように、「エンジェライト」は、「私」と「何か」のパイプ役になって、生身の自分の能力では実現できないようなパワーを与えてくれます。このパワーは霊的な存在への「気づき」を教えてくれるだけでなく、謙虚さと愛の尊さを感じさせてもくれます。もし、あなたが、「エンジェライト」と親しくなることがあれば、あなたの感性があなた以外の「何か」とつながることを望んでいるときだと思いますよ。私がそうであったように、あなたにもその「気づき」が訪れますように……。