映画『パッドマン』で描かれる、生理用品開発に挑む男の愛
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家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。映画には実話を基にしたものが多くありますが、今回ご紹介するのは、生理用ナプキンとその製造機を妻のために手づくりし、インド全土に普及させたという『パッドマン 5億人の女性を救った男』です。早くもDVDになるとのことで、一足先に観賞しました。

 

■『パッドマン 5億人の女性を救った男』DVD4月24日発売。4,104円(税込み)。発売・販売元/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

 

時は’01年。インドでは生理中の女性はけがれた存在として、家の外に出る習慣が。しかも市販の生理用ナプキンは高価すぎて、多くの女性が粗末な赤い布を何度も洗って使用していました。

 

愛する新婚の妻ガヤトリが不潔な布で感染症になっては大変と、主人公ラクシュミは一念発起。持ち前の器用さと熱心さで、生理用ナプキンを製作します。ところが家族も村人も、そんな彼を変態扱い。妻も実家に戻ってしまうのですが……。

 

インド映画はボリウッド映画とも呼ばれ、大勢が一斉に歌って踊り出すのが特徴ですが、この映画ではダンスや歌はあまりなく、美しい映像に乗せてラクシュミのいちずさが描かれます。

 

妻のことを思いすぎて、仕事を辞めてまでナプキン開発に没頭するあたりはコメディでもあるのですが、美しい女性・パリーと出会って話は急展開。ラストには感動の名場面が……。

 

ラクシュミの実直さが詰まったメッセージに、ズキューンとハートを撃ち抜かれてしまいました。単純なサクセスストーリーではない点も、本作の大きな魅力です。

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