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9月3日にご婚約会見を終えられた秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまと、国際基督教大学(ICU)時代の同級生・小室圭さん。本誌には眞子さまにゆかりの方たちからも、お祝いのメッセージが寄せられた。

 

宮田拓矢さん(45)は元宮内庁大膳課職員で、眞子さまが小学生のころに秋篠宮家の料理人を務めていた。

 

「私がキッチンで調理していると、眞子さまと佳子さまがいらして、『今日のごはんは何ですか?』と。眞子さまの後ろに佳子さまが隠れるようにして、とても仲が良く、可愛らしいご様子でした。紀子さまは、自らお弁当のメニューを考案されて、素材の鮮度にも気を配っていらっしゃいました。料理も家庭も温かいのが一番。きっとそういうご家庭になるでしょう」

 

合掌作りで知られる岩瀬家の岩瀬幹夫さん(83)も、眞子さまの素顔を知る一人だ。富山県の越中五箇山は、合掌作りの家並みが美しい集落。’03年には、秋篠宮家がご家族で訪問されている。

 

「かなり長くお話をさせていただいたのですが、その間、ご家族はずっと正座で聞いてくださいました。途中、楽にしてくださいと申し上げたのですが、お小さかった眞子さまも佳子さまも、脚を崩されることはありませんでした」

 

そのエピソードを知った皇室ジャーナリストが言う。

 

「秋篠宮家ではお子さま方のご興味や進路についての自由なお考えを尊重される一方、礼儀や作法、年長者への接し方をきちんと躾けられる。そうした教育のもと、眞子さまは自主性と気品の両方を身につけられたのでしょう」

 

まっすぐな姿勢は、ご自身の夢についても。眞子さまは現在、東大総合研究博物館で特任研究員を務め、広く美術の研究に取り組まれているが、ご興味が芽生えたのは小学生のときだった。

 

秋篠宮家と親交があり、眞子さまの美術に関するご研究に大きな影響を与えたのが、日本画家の上村淳之さん(84)だ。

 

「秋篠宮さまが学会で私の住む奈良の鳥類研究所にいらしたとき、眞子さまもご一緒で、鳥を描くときには生態を知ることが大切といった話をさせていただきました。そのことを眞子さまは学習院初等科の卒業文集にお書きくださったのですが、確かな文章力に感動いたしました」

 

さらに、両陛下、秋篠宮ご一家が利用されている岩手県大槌町のホテル『三陸花ホテルはまぎく』の千代川茂社長が、眞子さまのエピソードを明かす。

 

「眞子さまには、’04年と’06年にご家族で、’13年には、秋篠宮さまとお二人でお泊まりいただきました。ご家族でいらっしゃったときは、みなさんが同じ部屋で仲良くお休みになったのを覚えています。秋篠宮さまの『イトヨの学会』に同伴された’13年は、眞子さまが、学会に参加した2人の女性研究者とご一緒に大浴場に入られたのです。皇族の方であるのに、一般の女性とも、そうしたご交流のできる方なのだと感心いたしました」

 

気品ある佇まいでありながら、気さくな一面も持ち合わせていらっしゃる眞子さま。皇室を離れての生活にも、心配はないことだろう。

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