21日、東京・港区のザ・プリンス パークタワーで、『第35回報知映画賞』の表彰式が行われた。表彰式には、主演女優賞の深津絵里(37)、主演男優賞の豊川悦司(48)、助演男優賞の柄本明(62)、助演女優賞のともさかりえ(31)、新人賞の桜庭ななみ(18)、三浦貴大(25)、作品賞『悪人』の李相日監督(36)、監督賞の中島哲也(51)、海外作品賞の『アバター』(ジェームズ・キャメロン監督=56)を配給した20世紀フォックス映画のマーケティング本部本部長・河合要恵が出席した。深津は、映画『悪人』について、「楽しいと思えたことがひとつもないという過酷な撮影でした」と振り返り、「常に先に先に、上へ上へと導いてくれた李相日監督に感謝したいと思います」と喜びを語った。豊川は、「賞を頂いたのは、次の仕事に向けてすごく励みになりますし、エネルギーになる。これからもまた、観客の心に残るような演技をしていきたいと思います」と意気込んだ。新人賞の桜庭は、憧れの女優の深津を前に「深津絵里さんのような、この人が出ている作品がみたいと思われるような女優になりたいです」と抱負を語った。(撮影:小山伸正)

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