13日、NHK朝の連続テレビ小説『どんど晴れ』の特別版『どんど晴れ スペシャル』の発表会見が同局で行われた。会見には、主演の比嘉愛未(24)をはじめとする共演者の、宮本信子(66)、田辺誠一(42)、林家正蔵(48)、ICONIQ(26)が出席した。今回は岩手・盛岡の老舗旅館で若女将になるヒロインの奮闘を描いた07年放送の連続テレビ小説の続編。2月に岩手県内でロケを行い、東日本大震災2日後の3月13日に再び岩手入りする予定だったが、撮影は中止になった。それだけに、比嘉は「胸が締め付けられる思いでいっぱい」と涙ぐんでいたが、「立ち止まらない、前を向こうという思いがつまった作品ですから。ドラマのキーワードは『思いやる心』。今だからこそ、このドラマを届けないといけないという使命感を持ちました」力強く語り、「もう少し落ち着いたら岩手に直接行って、みなさんの励ましになるようなことがしたい」と話した。宮本は「(被災者にとって)少しでもくつろぎになってくれれば」と想いを語り、「過剰な自粛はやめにして、元気な人はどんどんお金を使おう。東北へ向けて経済をまわそう」と呼びかけた。(撮影:小山伸正)

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