「ある日、宇宙人と出会い、ひょんなことから同居するはめになって……。そんな、非現実的なストーリーなのに『意外とありうる話かも』と、すっと心のなかに入ってきてしまう、不思議な感覚があって(笑)。どこか懐かしい、心温まる作品です」

そう語るのは、3月10日公開の映画『FLY!〜平凡なキセキ〜』に出演の相武紗季(26)。この映画で彼女は、女でひとつで小学校1年生の男の子を育てる、ななみを演じている。自身にとって、初の母親役への挑戦だ。

「こういう(母親の)役をできるようになったんだなぁって、うれしかったですね」

ヒロインのななみは、夫を亡くしながらも息子と2人できょうだいのような温かい関係を築いている、シングルマザー。”ともに成長していく母親”ということを意識して演じたと彼女は話す。

「息子役の屋島昇太君が、本当にかわいかったんです。最初のうちは、緊張して『わからへん……』って大人しくしていたのに、撮影が進むにつれて、どんどん生意気になって(笑)。合間にゲームを教えてくれたんですけど『ちゃうやろ!下手クソやな〜!』と、しごかれました(笑)。彼の持ち味が、まわりの大人たちにもいい意味で刺激になったと思います」

この作品には、映画初主演となる小薮千豊をはじめ、池乃めだか、なるみ、天竺鼠の川原克己&瀬下豊など、文字どおり”芸達者”な芸人たちが多数、出演している。

「役者同士のお芝居では、作品のなかに自分が入って演じている気がするんです。でも芸人の方は、素のままで役としてのセリフを発している感じで。そのストレートさが新鮮でした。とても自然で、本番であることを忘れるくらい、楽しかったですね」

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