嵐の二宮和也(29)がドラマの役作りのため10年ぶりに金髪なった。そのドラマとは、嵐がメインパーソナリティーを務める『24時間テレビ35 愛は地球を救う』(8月25日18時30分~26日20時54分放送予定)内で放送される『車イスで僕は空を飛ぶ』。二宮の金髪には意外なこだわりがあった。

「(撮影までには)染めた髪の毛に少し黒い部分が出てくるように、早い段階から髪の毛を染めさせてもらいました。根元に黒いところを残して他を染めることもできますけど、そういうことではなくて、実際に時間をかけて黒い部分をつくりたいな、って」(二宮・以下同)

ドラマの主人公、長谷川泰之は、あるトラブルに巻き込まれ下半身不随の車イス生活を余儀なくされた男だ。車イスの演技は難しい?

「うーん。足がどうしても反射的に動くのが難しいところです。やっぱり雨は寒いし、冷たいし。痛いし、熱いし、っていう物理の問題。反射しちゃうってことですかね、それがいちばん大変かなあ」

撮影現場には車イスの方や理学療法士などが付ききりで、動きの確認や指導をしているという。そうした方々の話を聞いていて、なにか参考になったことは?

「リハビリっていうのは、車イスに乗るためにしているのではなくて、一般生活に戻るためのリハビリなんだっていうことは、聞いていて、たしかにそうだよな、って思いましたね。よく”違う人生を歩む”とかって言い方したりしますけど、改名するわけでもないし、人生が終わったわけでもないし、本当は違う人生じゃないですよね。台本にも『違う人生っていうのはいったい何なんですか?』っていうのがあるんですけど、本当にそうだよな、ってあらためて思いました」

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