「『マッサン』のヒロインに決まったシャーロットは、3月に来日。5月のクランクインに向けて、日本語の練習を始めました。台本にもローマ字表記と英語の翻訳をつけて、ひとつずつ単語の意味を覚えるようにしていようです」(NHK関係者)
初回視聴率21.8パーセントと、好スタートを切ったNHK連続テレビ小説『マッサン』。そのヒロイン・エリーを演じるシャーロット・ケイト・フォックス(29)は、撮影当初、日本語に相当苦しんだという。
「相手のセリフの意味が理解できないことや、関西弁特有の掛け合いの間がわからなかったりで、NGを連発し『どうしたらいいの』と英語で漏らし、かなりナーバスになっていましたね」(前出・NHK関係者)
異国の地で演技に悩むシャーロットは、ホームシックにかかった。実は、彼女は既婚で、アメリカに夫を残しての単身赴任中。住まいはアメリカ東海岸のノースカロライナ州にある彼女と同じ名前の都市・シャーロット。ニューヨークから飛行機で約2時間のところにある。
「仕事のプレッシャーに加えて、生活習慣や文化の違う国での生活でストレスがたまり、シャーロットの疲れはピークに達していたようです。親しい人には『アメリカにいる夫に会いたい』と、漏らしていたようです」(別のNHK関係者)
そして、来日1カ月が過ぎると、彼女は“夫恋しさ”からこんなお願いを。
「彼女は4月中旬、アメリカの夫に会うために緊急帰国することを申し出て、許可されました。その2週間の間に、彼女は夫と再会し、実家にも帰省したそうです。スタッフからは『日本語だけは、忘れないように!』と念を押されていましたね」(ドラマ関係者)