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「昨日は3時間しか寝ていなかったのですが、朝から娘のお弁当を作って送り出しました。娘のお弁当は全部手作り。おかずはまとめて作り置きしていて、たとえばひき肉も1,5kg買ってきてハンバーグやコロッケ、ミートソースなどを一気に作って、冷凍しているんです。私が子どものころ、母は何でも手作りで料理を作ってくれたので、私も娘に対して出来る限りそうしてあげたいと思っています」

 

開口いちばん気さくに話してくれたのは、神田うの(41)。先月『女も殿であれ!UNO式サクセスルール』(講談社)を出版。モデルやタレントとして忙しく働きながら母や妻としても奔走する彼女は、著書で独自の“家庭のルール”を紹介している。そこには波乱万丈の半生を乗り越えてきた、うのならではの教訓があった――。

 

20年以上も「嫌われ有名人ランキング」にランクインするなど、自分を貫く唯一無二のポジションを築いたうの。世のママたちが悩むママ友との付き合いについても「一定の距離を取る」という独自のルールを決めている。

 

「娘の友達やクラスメートのママとクラス行事では話すけど、子どものいない場ではあまり会いませんよね。それってあくまで○○ちゃんのお母さんであって、友達ではないと思うんです。ママ友に嫌われたらどうしようと悩むのも、そこでしかコミュニティがないからかもしれません。私の場合はお仕事もしているし、娘もインターナショナルスクールに入れています。そうして“つるまなきゃいけない”環境を排除することも、ときには大切なのではないかと思っています」

 

さらに家計のやりくりに関しても、うの独自のルールが。うの家の財布は“夫婦別々”なのだという。

 

「家賃や光熱費や娘の学費などは主人が払ってくれますが、食料品を買ったり娘とふたりで外食したりするときは私が払います。私も働いているし、自由に使うお金は自分で稼ぎたい。もし月々の家計費を全部貰っていたら、私は主人に気をつかって正直に話し合えなくなってしまいますから。夫に依存せず自分の意見を堂々と言う。だから夫とはよくケンカもします(笑)。でも娘のことなどで報告しなきゃいけないことがあるから、結局、いつの間にか仲直りしているんです。近くに寄りすぎると悪いところばかり見えてよさがわからなくなる。そんなときこそ、俯瞰で考えると『やっぱり好きだな』って思えるんです」

 

休みの日には家族3人でお風呂に入ることもルールのひとつ。今でも夫婦どちらかが仕事のときは、娘と一緒にいる動画や写真をLINEで送り合うなど、頻繁にコミュニケーションをとっている。また27日には、自らの失敗談から教訓を伝える人気バラエティ番組『しくじり先生』(テレビ朝日系)に出演。そんな彼女は今、改めて家族についての思いをこう語る。

 

「私は思ったことを言っちゃうKYなところもあるけど、だからこそ今いる人のことは本当に大好き。クリスマスは主人と私の家族で集まりますし、年末年始もシンガポールに主人の両親と一緒に行きました。最初は主人も面倒くさがっていましたが、『仲よくしてくれて本当にありがとう』と感謝してくれました。女子力はまったくないし、KYぶりも克服しなきゃいけない。そんな課題だらけの私だけど、それでもうの家は楽しく回っていますね」

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