画像を見る

ホワイトハウスへ自分の思いを請願できる署名サイト「We the People」で12月8日から始まった、辺野古移設問題についての署名活動が注目を集めている。

 

請願の内容は、名護市辺野古沿岸の新基地建設工事を来年2月の県民投票まで停止するように求めたもの。署名開始30日以内に10万人分が集めると、アメリカ政府が内容を検討するという。

 

すでに政府は工事を始めており、14日には埋め立て予定地の海へと土砂を投入。しかし各メディアによると、沖縄県の玉城デニー知事(59)は同日に緊急記者会見を開き「このような行為は逆に沖縄県民の反発を招き、県民の怒りはますます燃え上がる」と述べたという。

 

「土砂を投入したということは、沖縄の海が汚れてしまうということ。また基地については、その安全性や騒音問題が常に議論の的となってきました。沖縄県民だけでなく、他県の人々も基地のあり方について考える必要があります。そうした考えが、芸能人のなかにも広がってきたようです」(テレビ局関係者)

 

この問題に関心のあるローラ(28)は18日、Instagramを更新。「みんなで沖縄をまもろう!たくさんの人のサインが必要なんだ」とつづり、署名の手順についても説明した。さらに沖縄にルーツを持つりゅうちぇる(23)やウーマンラッシュアワーの村本大輔(38)といった多くの著名人も、署名をSNSで拡散した。

 

その甲斐もあり、18日の午後には目標としていた10万人の署名を達成。さらに19日19時現在、12万8,000人近い署名が集まっている。玉城知事は17日自身のTwitterアカウントで「熱は伝わる。声は広がる。ひとりとひとりは繋がっている。感謝」とつづった。さらに18日には、こうツイートした。

 

「りゅうちぇるさん、ラッシュ村本さん、ローラさん、たくさんの方々。(すみません) 繋がっている嬉しさを多くの皆さんが誇りに感じていると思います。深く感謝です」

 

Twitterでも、彼らの行動を支持する声が上がっている。

 

《りゅうちぇる インスタのストーリーで辺野古の署名紹介してるの本当すごい 多くの人たちに届きますように!!》
《村本さんのリツイートで辺野古 署名の事知った。。微力だけど、協力できて良かった》
《ローラも呼びかけてくれた皆さんも 署名をしてくれた皆さんもありがとう 沖縄の問題を見て見ぬフリしないでくれてありがとう》

 

「ローラさん、りゅうちぇるさん、村本さんは『自分に何ができるか』を考え、行動に移しました。そうした点が、ファンから支持されているようです。今回の行動が注目されたことで、若いタレントのなかにも『私たちも!』という動きが出てくるのではないでしょうか」(芸能関係者)

 

その熱意は、多くの人々を繋いでいく――。

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: