実際、’99年に2人は結婚。内海さんの横には、いつも成田さんの姿があった。

 

「成田さんは『がん、骨折、肺炎……一緒になってからずっと波瀾万丈でした』とおっしゃっていました。昨年の脳出血後も、師匠は手すりにつかまってやっと歩けるという状態でした……。でも成田さんは、決して甘やかさないんです。無理にでも立たせて、どんどん歩かせる。ここで手助けをしたら、もう動けなくなると理解していたのでしょうね」(前出・芸能関係者)

 

夫の献身的なサポートもあり、内海さんは何度もカムバック。体に気を使いながら、今年1月まで舞台に立っていたという。

 

そんな彼女は本誌’19年5月14・21日合併号で、令和に生きる女性たちに向けてこんなメッセージも遺していた。

 

《“時代は自分で作るもの”なんです。ずっと働きっぱなしで世の中を見ているから、その移り変わりを見ていくうちに、“どうせ変わるなら、世の中は自分で変えていけばいいじゃないか”と思ってね。生き方ひとつで、世の中は楽しくもつまらなくもなる。自分に合った生き方は何なのか、それがわからないようでは、世間に踊らされるままに生きてしまう。そんな人間が、他人の世話なんて焼けないですよ。自分の時代は、自分の手でつかまないと》

 

その言葉どおり時代を切り開き、97歳で大往生した内海さん。彼女の“遺言”は、これからも人々の心に残り続けるはずだ――。

 

「女性自身」2020年9月15日号 掲載

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