《30代って一般的にまだまだベテランじゃないし、かといって若手でもない。ライフステージも人それぞれで。だけどそれも含めて悩んだり、奮闘するからこそ30代を終えた時に“やり抜いた”“楽しかった”と思えるのかな》

 

仕事面での葛藤も、垣間見える言葉だが……。

 

「新垣さんのデビュー以来のイメージといえば、清楚、癒し、ガッキースマイル……といったもの。しかし、30代に入ってから挑戦した『獣になれない私たち』では、ベッドシーンもあり“脱清純派か”との声も上がりました。

 

さらに、今年8月期に久々出演したドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)は、脇役であったこと、母親役であったこと、2つの点が話題に。彼女は女優として新しい可能性を模索しているように感じますね」(スポーツ紙記者)

 

実際“脇役”については、新垣自身が次のように話している。

 

《これまでありがたいことに主役とかヒロインばかりをやらせていただいていたので、今後は脇で支えるような役にももっと挑戦してみたいかも》(『テレビブロス』’19年4月号)

 

10代、20代と老若男女に愛される王道を歩んできた“ガッキー”。30代は女優として悩みながらも“脱・ガッキー”を図ろうとしているというところだろうか――。

 

「今後は主演を引き立てる個性的な役や、年齢に応じた妻や母といった役柄も増えていくでしょう」(前出・芸能関係者)

 

自分を見つめる時間を持った2年間、そしてこれからも悩み奮闘しながら――。彼女の輝きはさらに増していくことだろう。

 

「女性自身」2020年10月27日号 掲載

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