江口のりこを泣かせた3人の男…俳優元カレは“携帯捨てろ”と強要の精神的DV男
画像を見る スタッフに囲まれる江口

 

■実父は定職に就こうとしなかった

 

そんな江口が今の“不愛想ヒロイン”にたどり着くまで、3人の男性に泣かされた過去がーー。まず1人目は、父親だ。

 

「江口さんは5人きょうだいの4番目の7人家族。しかしお父さんは『人に使われるのはイヤ!』と定職に就きませんでした。江口家は経済的に余裕がなく、江口さんはお小遣いゼロ。ですから中学を卒業すると、すぐに自分から働き始めました」(江口の知人)

 

しかし、自分の家族とほかの家庭の違いを肌で感じることに……。

 

「地元のアイスクリーム店で働いていた際、元同級生と鉢合わせ。家の経済事情の都合なのに“高校行かずウロウロしている”と思われるのがイヤでたまらなくなったそうです。当時から女優になる夢を持っていたため、『街を出たいのに、お金がない……』と悔し涙を流したといいます」(前出の知人)

 

江口が21歳のとき、父は病気のため他界。バイトを続け、なんとか資金をため上京した江口は、尊敬する柄本明(72)が座長を務める「劇団東京乾電池」に入団。そこでも再び涙を見せたという。

 

「『乾電池』には2カ月に1度、メンバーが集まって話し合う“総会”があります。ですが、もともと江口さんは『総会は無意味』と考えていました。そして仕事が忙しくなり始めると、無断欠席を繰り返したんです」(劇団関係者)

 

すると、柄本から電話があり、近況を訊ねられた。江口が「のんびりしています」と答えると……。

 

「柄本さんは『じゃあ総会に来いよ!』と大激怒。さらに『劇団やめろ』と絶縁宣言。謝ろうとしましたが、何日も電話はつながらなかったそうです」(前出・劇団関係者)

 

事の重大さを理解した江口は、稽古場へ。雨のなか、目に涙を浮かべながら師を待ったという。

 

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