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「あなたは風体と愛想がないのが合っているから大丈夫よ! 背も高いし、ちょうどいいんじゃない」

 

10月19日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。司会の黒柳徹子(88)に“不愛想なところがいい”と大絶賛されたのが女優の江口のりこ(41)だ。江口は『半沢直樹』(TBS系)など、その独特のたたずまいで名脇役としての地位を確立してきた。

 

そして今月14日に始まった『SUPER RICH』(フジテレビ系)で初めて連ドラ主演。裕福な女性社長が“無一文”となり、リベンジを目指すヒロインを演じる。本誌は同作のロケ現場を目撃している。冷え込み始めた今秋の18時半ごろ。強い風も吹くなか、江口は6度も陸橋をダッシュ。続いて、30メートル走ってはよろめくシーンを何度も撮影。さらに共演の赤楚衛二(27)と厳しい表情で話し合う一幕もあった。演技中も休憩中も、笑顔を見せない“不愛想ヒロイン”。しかし、作品に対するストイックな姿勢は視聴率に反映されることにーー。

 

「同作の初回視聴率は7.8%、2回目は7.3%ですが、社内では『大健闘』との評価を受けています。実はこの木曜劇場枠は、近年のフジでは“鬼門”といわれ、今夏の『推しの王子様』は平均視聴率4.9%、4月期の『レンアイ漫画家』も5.4%と苦戦を強いられたのです」(フジテレビ関係者)

 

また『SUPER RICH』は原作のない完全オリジナル脚本。

 

「原作ファンもいませんし“鬼門枠”ですから主演のオファーは次々と断られました。ですが、江口さんは快諾してくれたんです。そこで脚本は兵庫県出身の江口さんのために関西弁に書き直されました。評判も上々で“意外に計算できる”と業界でささやかれています」(前出・フジテレビ関係者)

 

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