「明治安田生命保険相互会社の調査によると、夫のお小遣いの平均額は、’19年時点で約3万8千円だったのが、新型コロナの影響で、’20年には約3万4千円に急落。その後も同水準が続いています。
ここにウクライナ危機などの影響を受けた値上げが食卓を直撃すると、いまの金額のままか、または少し下がることとなるでしょう」(経済誌記者)
昨今の厳しいお小遣い事情のなか、芸能人たちはどうなのか。本誌はお笑い芸人からスポーツ選手まで、有名人夫婦のお小遣いを徹底調査したーー。
4月29日放送のテレビ番組『今回だけ言わせて!夫だってツライよ!!』(TBS系)で「月5万円」と自身のお小遣いの額を明かしたのは、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光(57)。
先日、月のお小遣いを超えてカシューナッツをネット通販で購入すると、妻で事務所の社長である太田光代(57)のもとに請求書が届き、「なんでこんな。カシューナッツ買いすぎ!」と怒られたとエピソードを披露していた。
太田家のお小遣い5万円制度は、「25年以上前から続いている」と太田夫妻の知人は言う。
「’97年ごろからすでに太田さんのお小遣いは5万円でした。太田さんはあまりお金を使わない性分らしく、使い道は大好きな読書のための本の購入などが多いそうです。光代さんがお小遣いを渡すことを半年もの間忘れていたときも、太田さんは何も言わなかったと聞いています」
稼ぎにかかわらず、お小遣いが常に一定なのは太田だけではない。
タレントの土田晃之(49)は、今年2月9日にひろゆきこと実業家の西村博之氏(45)と、西村氏の公式YouTubeチャンネルで生対談した際に、「(結婚してから)25年はお小遣いの金額は、もちろん1円も上がっていませんから。ずっと据え置き価格でやっていますから」と語っていた。
土田はお小遣い制に後悔の念があるようで、「売れる前に結婚しちゃっているんで、売れてから結婚だったら(お小遣い制に)絶対しなかったですよね」と言い、西村氏を笑わせていた。