西島秀俊が幹事、飲み会は木村拓哉が一番乗り!放送から30年も続く「あすなろ会」の絆
画像を見る 若き日の木村拓哉も!『あすなろ白書』放送当時の出演者たち

 

■「あすなろ会」ムードメーカーは拓哉、西島はツッコミ役

 

前出の番組関係者は、西島についてこう語る。

 

「当時から物腰がやらわかくて、演技も監督から指導が入ると全力で応えようとしてくれました。人見知りだった拓哉さんでさえすぐに心を許して『飯行こうぜ!』と言って仲よくなってましたね」

 

当時、西島は実際に大学生だった。雑誌の取材でこう語っている。

 

《俺は私生活では大学生だし、年齢もドラマの設定とほぼ同じですから、今度の役はやりやすいですね。実際のところは仕事が忙しくてなかなか大学へは行けないので、「あすなろ会」みたいな親友グループはまだできていないけど(中略)。ムードメーカーは拓哉かな。俺はね、ツッコミ役。あいつらが俺のことどう思ってるかが気になるなぁ》(『JUNON』’93年12月号)

 

西島は『あすなろ白書』の撮影を通じて、大学生活を疑似体験していたようだ。いっぽうの木村も、同誌の取材でこう語っている。

 

《この前、筒井くんと西島くんが家に飲みに来たんだよ。朝の6時くらいまでズーッと飲んでた。芝居の話とか、いろんな話をした。女の子の話? そりゃ、しますよ。女の子だって集まれば男の子の話するでしょ。一緒ですよ、ぼくらも(笑)》

 

「あすなろ会」は、西島にとっても拓哉にとっても、青春時代の貴重な思い出だったようだ。それから四半世紀ーー樹は’18年10月に出演したバラエティ番組で、“約20年ぶりに「あすなろ会」のメンバーで同窓会をした”と証言していた。いつの間にか連絡先がわからなくなり、連絡を取ることも少なくなっていたという5人が再び集まった経緯を杏樹はこう語った。

 

「にっしー(西島)が私の番組にゲストで来てつながって、ひかちゃん(石田)が『相棒』(テレビ朝日系)に来て。にっしーがみっちー(筒井)と打ち上げで再会して、にっしーがスマスマ(『SMAP×SMAP』)に出たときに、たっくん(木村)とつながって……」

 

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