早朝から『日本沈没』のロケに望む小栗 画像を見る

4月27日、小栗旬(40)が所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」の社長に就任するとサンスポが報じた。

 

記事によると、26日に都内で開かれた事務所の創立30周年パーティーで発表され、取締役会での承認を経て、初夏にも就任するという。現社長の山本又一朗氏が会長に就任すると見られ、小栗は俳優を続けながらの“二刀流”で活動していくようだ。

 

トライストーンといえば、田中圭(38)や綾野剛(41)、木村文乃(35)など人気俳優を多数抱えている大手芸能プロダクション。なかでも在籍年数が長い小栗は、2005年に出演した『花より男子』(TBS系)でブレークして以後、第一線で活躍し続けている。

 

2021年には映画『ゴジラvsコング』でハリウッドデビューし、昨年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)で主人公を好演。日本を代表するトップスターでありながらも、同時に“自分の手で日本の芸能界を変える”という夢を掲げてきたのだ。

 

「小栗さんは10年以上前に、俳優による労働組合の必要性を訴えたことがあります。ですが、まずは会社という組織のトップに立つことから、芸能界全体を変えていこうという考えを持つようになったそうです。彼のそんな思いに理解を示しているのが、トライストーンの現社長・山本氏だといいます」(映画関係者)

 

そんな小栗の社長就任を、本誌は2020年1月にいち早く報じていた。当時、電話取材に応じた山本氏は、「そうですね、確かにそんな構想や予定があるのは間違いありません」と時期こそ明言しなかったが、“小栗旬・社長就任構想”を認めた。

 

また、就任時期を明かせない理由について、山本氏は次のように語っていた。

 

「本人は(会社の)経営なんてやったことがないわけですからね。それなりの準備も必要ですし、(社長を)引き継ぎするためには、それこそ(私と小栗で)並走しながら、マラソンのようにいっしょに何キロも走っていかなければいけません。でも(彼を社長にという)方向としては、そう考えていますし、彼にもそう認識してもらうようにしています」

 

山本氏は「小栗にはあくまでも“日本のスター”であってほしいと思います」と語りつつ、社長就任に関しては準備時間が足りていないと明かしていた。あれから3年あまり、小栗は俳優業に奮闘しながらも“経営者視点”を養ってきたようだ。

 

「小栗さんが主演した『鎌倉殿』では、大河史上初めて『リスペクトトレーニング』が導入されました。主に撮影現場でハラスメントが起こることのないよう、クランクイン前に演者やスタッフ向けに行う講習会です。以前からハラスメント問題に関心があった小栗さんは導入に大賛成でしたし、実際の講習もかなり真剣に取り組んでいたそうです。厳しい状況に陥りやすい俳優やスタッフの環境を、改善に取り組もうとする熱意が伝わってきました」(別の映画関係者)

 

周囲に支えられながら、小栗は新たな一歩を踏み出そうとしている。

出典元:

WEB女性自身

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