「(『半分、青い。』と『義母と娘のブルース』の)両方を見てくれて、両方楽しんでくれた人がいることが本当にうれしいです。朝ドラは長かった分、寂しさが大きい。『ぎぼむす』はパン屋さん、『億男』では昼は図書館司書ですが、夜はパン工場で働いて。最近なぜかパンにご縁があります(笑)」

 

こう語るのは、出演する作品がたて続けに大ヒットの佐藤健(29)。公開中の最新主演映画『億男』では、兄の借金を返済しながら働く一男を演じている。ある日、一男は宝くじを当て3億円を手にする。使い方を親友で億万長者の九十九(高橋一生)に相談するも、九十九と3億円は姿を消し……。

 

世の中が“佐藤健”フィーバーのいま、本人の胸のうちは――『億男』について、30歳を迎えることについて、話を聞いた。

 

『億男』で演じているのは愛と友情とお金、すべてを失う一男。自分だったら3つのうち、いちばん失いたくないのは?

 

「そんなの愛に決まってるじゃないですか。愛がなくなったら僕自身なくなっちゃうみたいなところありますから(笑)」(佐藤・以下同)

 

劇中では絶望に陥る主人公が描かれる。自身が最近絶望を感じたことは?

 

「ポケモンGOをかなりやっているんですけど。サンダーっていうポケモンが欲しいのに、卵から4連続でフリーザーが生まれて。絶望しました(笑)」

 

『億男』のモロッコでの撮影については?

 

「初めて行く場所で、基本的に全てが新鮮。特に砂漠はすごい景色でした。いい機会でしたね。ラクダはけっこう揺れたな。でも確かにラクダに乗らないと砂に足をとられて歩くの大変なんですよ! 行ったことのない国は基本的に行きたいという気持ちがあるんですが、いま特に行きたい場所を挙げるとしたら南極かな。南極を舞台にした映画に出たいですね。ストーリーは“ペンギンと暮らす男の一生”とかかな(笑)」

 

劇中のように3億円が手に入ったら?

 

「物欲がないので保存する。本当に欲しいものができるまで使わないかな」

 

お金で変えるもの以外で欲しいものは?

 

「存在しないものでいうと、これはずっと前から言ってるんですが、毎度毎度水を足さなくてもいい加湿器。『半分、青い。』の律が作りそうですけど(笑)。ほかにも歩きながら目の前に地図が現れる眼鏡とかもあったらいいなあ」

 

来年3月で30歳。20代のうちにやっておきたいこと、30代でやりたいことは?

 

「まさに『半分、青い。』の律みたいな役はやっておきたかったんです。ここ最近はそういう感じで役を決めていました。今後は特殊メークする役をやってみたいですね。ビジュアルから変えるくらいしないと、新しいことを表現できないのかなと思ったり」

 

最後に、30歳の抱負を。

 

「今年、本気出すって決めていて、ドラマに2本出たりと、仕事をたくさん入れさせていただきました。それもあるし、どうしても30代になると落ち着いていくと思うから……。来年は、ほぼテレビに出ないかもしれないです。“いったんさよなら”ですね(笑)」

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